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「コブラ会 シーズン5」雑感

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「コブラ会」シーズン5 Netflix 今シリーズも過去の映画に登場したキャラをいろいろ出して頑張ってはいるが、シリーズが進むにつれて息切れ感は増して来た。シーズン3あたりで終わっていた方が良かったかも。 #1#2メキシコ編は番外編の趣、#3#4はテンポいまいち、#5からマシになってくる。 一度バラけたダニエル側が再結集、という大きな流れ。 ミゲルとロビーが対立する話、ふたりとも彼女と別れる話、ダニエルが妻と対立する話、いずれのバラけ話もさほど緻密ではなく、対立構造を作る為のとってつけたような話。 #10ジョン・クリース脱走は「羊たちの沈黙」オマージュ。 "セカイタイカアイ"は次のシリーズで開催?

Netflix「ストレンジャー・シングス」シーズン4 雑感

Netflix「ストレンジャー・シングス」シーズン4 劇中年代はシーズン1の3年後(1986年)という設定だが、実際は6年経っているので主人公たちの15歳前後設定はちょっとキツい(特にマイク役)。実際は20代後半のジョナサン役とナンシー役の10代後半設定は相当キツい。 ドラマシリーズの1話は45分でもちょっと長い、35分前後で充分、と思っているので、今シリーズの各話ほぼ70分以上はいかにも長い。各話に冗長に感じる部分が数ヵ所ある。 今シリーズの基本構成は一度別れていた仲間が再集結する話、再特訓して力を取り戻す話。基本的によくある話なので細部を膨らませるのは別に良いのだが、配信なのだからどう編集しても良いのを長尺にまとめる必然性が判らない。見る側としては話数が増えても、1話の長さは40分前後が望ましい。ひょっとして演者のギャラの問題?(1話ごとの計算) 第8話はさらに伸びて85分、ひとつの話にまとめる必然性があるようには思えず、1〜7話に比べてさらに冗長に感じた。イレブンがいる施設が別の勢力に襲われる最後の方まで、ほぼ準備と説明だけの展開。 ミドルティーンの頃は相当にattractiveだったWinona Ryder、イジリの問題なのか、目のあたりが不自然で顔がとても怖く見える。署長とWinona Ryderの話は別になくてもいい、あってもせいぜいコメディリリーフ的扱いで良いのではないか、と最初からずっと感じているのだが、今シリーズでも最後の重要な所に絡んできそう。 第9話(シーズン4最終話)は、最近は映画でも長く感じる150分というありえない長尺。これまでの70分以上の回と同様、1話40分程度になるように分割しても特に問題がないように感じた。 今シリーズは長い割にはコミカルな部分は減った印象。前シリーズのリッジモンドハイなプールのような判りやすい笑えるシーンはなかったようだ。愛と友情が奇跡を呼ぶ少年ジャンプ的な(とりあえずの)勝利自体は別に悪くはないのだが、そこに至るまでが冗長で、EP8レイ&ルーク問題(戦っている者の実体はその場にいない)もあって、どーんと盛り上がる感じではなかった。 最後の方で影の主人公のように署長が戻ってきて場をさらうような過剰演出。署長はこんなに重要キャラでなくてもいい(あえて言えばいなくてもいい)という感想はシーズン1からずっと変わ...
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David Slade「ブラック・ミラー:バンダースナッチ」Netflix 舞台は1984年のイギリス。 アドベンチャーゲームをひとりで作る青年が主人公。 読者やプレイヤーの選択で進めていくインタラクティブ形式。 ゲームブックやゲーム(ときメモ系など)は経験があるが、配信ドラマ形式は初めて。 どういう結末になればベストなのかよく判らないので入り込みにくい。 こういう選択式アドベンチャーは、明確な目標がある方が没入しやすい。 2時間くらいやってみてエンドロールが出るパターンが1回あったが、これがグッドエンドなのかどうかよく判らない。いずれにしても父親は殺すのか? https://note.com/knightofodessa/n/n67c7c7568043 ↑によると、どうやら、いずれにせよ、こんなモンらしい。 配信初(?)のインタラクティブ形式は興味深いが、正直、話はさほど面白くない。 どうなってもいい、と思えてしまう展開。 インタラクティブ形式の話の基本は、 ◯自分が生き残るかどうか(生き残ればグッドエンド) ◯好きな異性とうまくいくかどうか(結ばれればグッドエンド) この2つ以外の話で没入するのはなかなか難しいと思う。 謎解き系なら生き残れるかどうか、 恋愛系ならカップルになって結ばれるかどうか。 上記ふたつが複合する展開で、ヒロインがattractiveで、R18(うまく行けばヒロインが脱ぐかも!?)が僕的には一番没入できそうw この手の形式の本は1980年前後は「ゲームブック」と呼ばれていた。 いまは「アドベンチャーブック」と呼ぶらしい。 1980年代後半頃からゲームで多数の作品が発売されたと記憶する。 「ときめきメモリアル」はアニメの絵にさほど魅かれなくてそこまでやりこまなかったが、 「かまいたちの夜」や「街」はメモを取りながらプレイした。 この手のゲームはしばらくやっていないが、この作品のようなきれいな実写動画で、エロ要素ありなら大いに興味はある。 近い将来に期待するのは、ずばり、ときメモ系でR18のVRw

配信メモ

配信メモ 2021.09.17金 イカゲーム(全9話)Netflix 2021.09.24金 ファウンデーション(全10話)Apple TV 2021.10.14木 ホワイト・ロータス(全6話)U-NEXT 2021.10.22金 インベージョン Apple TV 2021.10.27水 ウォーキング・デッド11(最終章、全24話)Disney 2021.10.27水 Y : ザ・ラストマン(全10話)Disney 2021.11.19金 ホイール・オブ・タイム シーズン1 Amazon 2021.11.24水 ホークアイ(全6話)Disney 2021.12.09木 浅草キッド Netflix 2021.12.14火 フィアー・ザ・ウォーキング・デッド7 Amazon 2021.12.24金 ドント・ルック・アップ Netflix 2021.12.29水 ボバ・フェット Disney 2021.12.31金 コブラ会 シーズン4 Netflix 映像作品

ドラマ「クイーンズ・ギャンビット」視聴メモ

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ドラマ「クイーンズ・ギャンビット」Netflix 2020年配信 ひたすらまっすぐ全身全霊チェスに打ち込む良い子ちゃんキャラではなく、 クスリ、酒、セックス、ファションなどにちゃんと関心があるのが良い。 とことん堕ちていきそうな要素が散りばめられるが、 どん底に堕ちる事はなく、 最後はスポ根青春ドラマのような展開。 ほぼ全てのショットで画面構成・照明が素晴らしい。 特に、室内のライティング、陰影の美しさ。 ヒロイン・Anya Taylor-Joyは大きな目が印象的、 角度によって美人にもファニーフェイスにも見える。 大人になった後のしっかりメイクも悪くないが、 ミドルティーンの頃の不機嫌な表情、 自信・高慢と孤独・不安が同居するムードが非常に良い。 クイーンズ・ギャンビット 作品データ

Aaron Sorkin「シカゴ7裁判」雑感

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Aaron Sorkin「シカゴ7裁判」2020年公開 Netflix配信中(2021.01.17現在) 冒頭から<説明>なしにどんどん進むので、 ある程度の予備知識がないと置いていかれそう。 現在(進行中の裁判)と近過去の重要場面の往還。 「ソーシャル・ネットワーク」と同様の構成。 今回は監督も担当しているアーロン・ソーキンの会話劇、 複線会話頻発の「ソーシャル・ネットワーク」「ニュースルーム」に比べれば判りやすい。 むしろ、予備知識なしの初見では、3団体の方法論の差異がよく判らなかった。 3団体とも過度な衝突は避けようとしているように見えた。 シカゴ7裁判 作品データ

David Fincher「Mank マンク」雑感

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 David Fincher「Mank マンク」2020年公開 Netflixで自宅鑑賞。 ストーリーは正直よく判らない所が多々あったが、 映画全体のムードは悪くない。 しっかりとした画(構図、照明、陰影のメリハリ)と印象的な音楽。 ルックスや性格造形に魅力がある人物。 中規模の空いている映画館でひっそり観たかった。 「市民ケーン」を見直して、 「市民ケーン」にまつわる様々なな事を勉強してから見れば、 理解できる/楽しめる要素は確実に増えそう。 そういう意味では配信は便利ではある。 ※「市民ケーン」はAmazon配信中(20.12.24現在) Mank マンク 作品データ

「マインドハンター」雑感

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 「マインドハンター」Netflix シリーズ1(全9話)シリーズ2(全9話) 非常に見応えがある重厚な大人のドラマ。 「ハウス・オブ・カード」と同様に映像と台詞が素晴らしい。 毎回短編映画並みの満足感、もしくは約15時間の大長編映画を18分割して見ているような感覚。週末の一気見がお勧め。 FBI行動科学課(FBI行動分析課の前身)の発足。                   方法論の試行錯誤。 分類する為の用語の考案(シリアルキラー、など)。 いかにも頭の良い人が考えているような台詞の数々。説明台詞皆無。                              感情移入しやすい、単なる良い人はひとりも登場しない。                ダークで曖昧な着地点。 ①前例がない事をやろうとすると組織で孤立・衝突する ②仕事と私生活の充実はハイレベルでは両立しない                   現実を舞台にしたリアルな作品でたいてい成立する2大法則が底流を形成。 洗濯室にいる猫と仲良くなると思ったら……。 デヴィッド・フィンチャー製作総指揮。 参照作品  映画「羊たちの沈黙」                            ドラマ「クリミナル・マインド FBI行動分析課」 David Fincherプロフィール

タナダユキ「ロマンスドール」雑感

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タナダユキ「ロマンスドール」Netflix <ラブドールを題材にした作品>という事だけを番宣で聞いていて、「空気人形」と違うアプローチだとしたらどんな話がありえるのか? と思ってNetflixで見始めると、冒頭で高橋一生がいきなり「妻が死んだ」と言うので、妻を模したラブドールを作って永遠の愛に生きようとする(彼岸に行って戻って来なくなる!?)狂った展開を期待するが、その方向には行かず、曖昧な所に着地。ラストは「空気人形」と似たようなテイスト(結局はモノ=ゴミ)。 16ミリフィルムで撮影された暗めの画は全編通してなかなか良い。特にラブシーンの画。 「永遠に続くものはない」なんて判りきっている真実を大げさなモノローグで呟くよりも、映画を見ている間だけでも、たとえ狂気の愛であっても、とんでもない世界・見た事も想像した事もない世界に連れて行って貰いたかった。 色々な意味で僕は「空気人形」の方を買う。 アートを目指すがアートになりきれず、かといってエンタメとして職人的にきっちり楽しめるように作っている、というわけでもない、総体的にはどこか中途半端な作品。 こういう内容の映画でヒロインががっつり脱がないのは大きなマイナスポイント。ラブドールというテーマでエロティク要素希薄でやたらと美しい照明のベッドシーンばかり見せられても…。田畑智子の陽光あふれるリビングまだしも。 高橋一生プロフィール 蒼井優プロフィール

「日本沈没2020」雑感

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 「日本沈没2020」Netflix(全10話) ディザスターモノの割に各キャラの切実感がいまいち伝わってこない。全10話の尺の割にはボリューム感が薄く、ゲーム的なムードに終始して、水増しされた総集編を見たような印象。 僕が見落としていただけかもしれないが、常に主人公側の視点で展開して、政府・公共機関サイドや世界各国の対応(葛藤)は描かれなかったようだ。ディザスターモノの従来のパターンをあえて避けて、日常系・セカイ系で描く試みだったのかもしれないが、それにしてはキャラが弱い。 最大の問題は各キャラの前フリ。ひとつひとつのエピソードが点としてバラバラに存在してその瞬間の感情リアクションもバラバラに存在していて、一貫した流れ、全体を通した明確な成長は感じられなかった。 父親と有毒ガスで死んだ女性の描き方には唐突感があったが、後半に行くほど、死ぬキャラの描き方はもったいぶった描き方になる。総じて話が進むに連れて展開がもっさりしてきて、これぞクライマックスと呼ぶべき大きなクライマックスはない。 全然ダメでもないが強烈に迫って来る部分が薄く、作品が指向する明確な世界観・方向性が伝わってこないという意味では「全裸監督」と似たような印象を持ったが、逆にこういう作品の方が世界展開で成功する確率が高い、という判断であえて狙ってやっているのかもしれない。ハリウッド的な明確さをあえて避けて日本的曖昧さを際立たせて、行間は視聴者の補完に委ねる方法論。 少女漫画風の目が大きすぎるキャラデザではなく、素朴な絵柄だったので、途中で嫌になる事はなかった(「鬼滅の刃」はどうしてもキャラデザに馴染めなくて早々にギブw)。 最終話、クラウドの話以降は真剣に見ていたら飛ばしたくなる程冗長(長過ぎるエピローグ)。義肢を装着して陸上をやる最終着地点そのものは悪くないのだが、主人公の陸上に対する拘りや葛藤の前フリが足りないので60点の模範解答を見せられているような印象。 (エンタメに関しては)古典的常套・ハリウッド的明快を愛する僕は、陸上と家族を愛する良い子な主人公がいろいろな試練を乗り越えて生き延びた、という展開(主人公の明確な成長は判りずらい)より、どれだけありがちでも、「タイムが伸びなくて陸上を続けるかどうか悩んでいた」「両親に対する反抗期だった」といった王道な前フリがある(明確な成長が見える)展...

Netflix「全裸監督」雑感

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Netflix「全裸監督」全8話 予測の上を行く山田孝之のハイテンション・オーバーアクティングは一見の価値がある。 歌舞伎町のセットを筆頭にproduction designには充分な金がかかっている。 黒木香役の女優(森田望智)は実際の黒木香よりかわいい。 以上3点以外はあまり感心しなかった。 全体としてどの線を狙っているのかいまいち不明瞭。 内容・テーマに寄り添ってドキュメンタリータッチ(風)のコメディが最適解な気がするが、全体的にはどこか中途半端なドラマに終始している印象。 いろいろな事をやろうとして逆に一番やりたい事が曖昧になっているような。 #1の途中までまずまずだったテンポもだんだん落ちて来る。 メインは<ハメ撮り>を発明した破天荒な男の物語、 サブはAVに出演した事で自分を解き放った女の物語なのだろうが、 両者ともに集約不足、メインとサブの関係性にこれといったドラマがない。 このふたりが出会った瞬間にお互いを認め合ってストーリーが集束・昇華しているようにも見えるが、それならば出会う前にもっと障害が必要なのでは? 台詞・構図・演出にコレと言ってグッと来るものが感じられなかった(特に台詞)。 大手メーカーとの対立にヤクザや悪徳刑事が絡む展開は、 話が紋切型でキャラクターが類型的で、語り口を含めて既視感ばかりが漂い、 曖昧な方向性が最も顕著にマイナスに作用していたようだ。 もっと明確にヤクザもののパロディ的コメディで良かったと思うだが…。 ポセイドンvs村西の対立構図はもっと早い回に見せて欲しかった(#8 12分頃) イマジナリーライン越えが山田孝之と満島真之介の関係断裂を表現しているのかもしれないが、普通に見ていると単にしっくりこない編集に見える(#8 20分頃) 村西の会社、警察の取調室、ビデ倫の部屋はリアリティ感ない。 村西は最後まで一度も実際に「ナイスですね」と口に出して言わなかった(多分)。 あえてやっているのかもしれないが時代考証は微妙にアバウト。 扇子片手のあのダンスやパラパラの本格的な流行は90年以降の筈。 石橋凌の自宅リビングにある薄型テレビは10年早いのでは?(試作品か?) 城定秀夫か今泉力哉か山下敦弘か堤幸彦が全編監督したらどうだったのだろう、 とついつい想像してしまう作品。 ----------...

Netflix「Another Life」雑感

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Netflix「Another Life」シーズン1(全10話) 各種要素ごった煮的近未来B級SFサスペンス。 ツッコミ所はいろいろあるのだが、 しっかりと金をかけて作られた安定感のある画で見せる。 B級感はシリーズ後半に行く程に増して来る印象。 「未知との遭遇」「2001年宇宙の旅」の通奏低音。 「宇宙大作戦」「エイリアン」「ゼロ・グラビティ」のテイスト。 松本零士的アナログな味(宇宙船の修理・清掃)。 #9のエンドロールの曲は80年代テクノ風の良曲。 副主人公のJustin Chatwinは ドラマ「シェイムレス」で最初の方に出ていたクルマ泥棒 (ヒロインの相手役、実は金持ちのボンボン)。 Katee Sackhoffのルックスはヒロインとしてはキツい。 子供の誕生日の服装・メイクはふざけたコスプレに見える(#4の夢)。 実年齢は30代後半だがもっと年上に見える。 00年前後にいろいろ出ていたSelma Blairを久々に見たが、 こちらはトシの割には頑張っている。 製作者の誰かの意図なのか、全体的に女優陣はいまいち。 断然attractiveな若い女優は皆無だった。

Florian Donnersmarck「ツーリスト」雑感

Florian Donnersmarck「ツーリスト」Netflix 2010年公開 導入部はアクション・移動・街ロケ中心に展開していて悪くないが、後半、Angelina Jolieの正体が判ってからは失速気味。狙って70〜80年代の優雅な映画を目指しているのか、何事につけテンポが緩やか(編集・アクション・展開)。屋根を逃げるアクションも、モーターボートのアクションもスピード感がないので切迫感は伝わってこない。 Angelina Jolieはまだまだattractiveではあるが、諜報員と言う正体が判った後もアクションシーンがないのはどうなのか?どこかでララ・クロフトになるに違いない、と思って見ていたのだが…。 気取った意味ありげな台詞とベニスの風景を優雅に楽しむべき作品。2019年夏の僕の生理にはあまり合わなかった。Angelina Jolieと Johnny Deppで 今作のリズムなら、犯罪スリラーでなく、普通の恋愛ドラマの方が楽しめた気がする。

William Bindley「ラスト・サマー この夏の先に」雑感

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William Bindley「ラスト・サマー この夏の先に」Netflix 2019年 「アメリカン・グラフィティ」「初体験リッジモントハイ」に連なるひと夏の青春群像。 今作は高校卒業〜大学入学までの夏。1970年代から一貫して大好きなジャンル。 ストーリーはくっついたり離れたり復縁したり初体験を果たしたり進路に悩んだり、ひたすら他愛なく、女優がattractiveでさえあればOKな類の映画。ムードと音楽と出演者の様々な感情(表情)を味わう事にただただ身を委ねる。 ヒロインMaia Mitchell(映画監督志望)は、鼻から口元にかけてファルコンだが、完璧な整形美人顔よりもよほどattractive。タイトなパンツルックの後ろ姿。 サブヒロインHalston Sage(インターン、野球選手と交際)は、他の作品で何度か観ているが、相変わらず抜群にattractive。Kristy McNichol系のモデル体型。 Sosie Bacon(ベビーシッター)はKevin Baconの娘、Kevin BaconよりもMark Wahlbergに似ている。 父親の浮気相手はガールフレンドの母親だった、という話は前例があった気がするが思い出せない。 子役の母親が出演していた映画「Sixteen Candles」の日本語訳(字幕)「16本のロウソク」 は何かの冗談か? 言うまでもなく「Sixteen Candles」は「すてきな片想い」なのだが…。 初体験リッジモントハイ 女優(海外)

「グレート・ハック SNS史上最悪のスキャンダル」雑感

Karim Amer&Jehane Noujaim「グレート・ハック SNS史上最悪のスキャンダル」Netflixオリジナル 扱っている題材は非常に興味深いのだが、 周辺をなぞっているだけで焦点が絞りきれていないように感じた。 ビッグデータを扱っている側の心理なのか、データによって洗脳される側なのか? facebook上に個人ターゲティングでフェイクニュースを大量に投下してある方向へ誘導(洗脳)する、その具体的な方法論にもっと深くつっこんで欲しかった。 例えば人間のタイプによって、フェイクニュースの内容・演出・投下場所などが 微妙に異なる、なんて事があったりするのか? facebookから流出したデータを扱う会社に在籍していたという女性が一番多く語る。 この女性がお世辞にもグッドルッキングとは言い難く、 多用されるクロウスアップの度に鑑賞意欲が失せていく。 この女性が語っている事が全て真実かどうかも僕には判らない。 SNSを利用する事によって個人データが抜き取られて勝手に利用されているらしい、 という事は2時間近いこの作品を見なくても殆ど誰でも知っている。 その具体的な方法論的な何かを期待したのだが、 その点に関しては、ほぼ期待外れだった。 もしもこの作品全体が実はフェイクだったとしても僕には真偽は判断できない。

「ストレンジャー・シングス」シースン3雑感(まとめ)

「ストレンジャー・シングス」シースン3 Netflix 第1話 シーズン2に続いて署長のエルに対する干渉が気持ち悪い。本当の親子でないと成立しない心理。そもそも同居しているだけでもモンダイだと思うのだが。 プールのシーンに「初体験リッジモンドハイ」の例のシーンの音楽!  巨大ショッピングモール、バイトの制服の帽子もオマージュっぽい。 第3話 5組に別れて行動して各組が謎に迫る(ウィルの組は最後にウィルが感じるだけ)。Winona Ryderは顔が更にやせてますます怖い感じになってきたw 第4話 5組のうち2組が合流して最初のクライマックス(エルvsビリーonプールの建物)。前回に続いて全ての話が謎の解明に関わっているのでほぼダレ所なし。今シリーズは人間に宿るパターンなので前2シリーズとは違う画が楽しめそう。 第7話 2回目のクライマックス(署長の家)の後は少し停滞。寄生されたていた人間が溶けて合体して親玉がパワーアップ。最初から取り込まなかった理由はよく判らない。22分頃からの音楽はまんまBTTF? 最終話(8話) この話だけ77分もあって結構冗長(特にエピローグ)。2話に割ればいいのに。 ------------------------------------------------------ シーズン3全体の感想としては、80年代ムード・80年代映画オマージュは楽しめたが、メインのB級ホラー的な話は「まあ、こんなものかな?」という程度。途中で見るのをやめようかと思ったシーズン2に比べれば停滞感・閉塞感はない。 もっと最後の最後までティーンズが活躍する話にして欲しかった。今シリーズも最後の最後に重要な仕事をしたのは親の世代。署長はルックスもキャラクターも生理的にどうにもダメで全く移入できず、コメディリリーフ的にサブキャラとして隅っこにちょっといるだけならまだ我慢できるが立たせすぎ。署長のキャラの大きさにはこの世代のスタッフの強い思いが込められているような気がする。 ゲートを閉じればラスボスも活動停止? 前シリーズもそうだったっけ? と思うがいちいち確認するのは面倒w

James Ponsoldt「ザ・サークル」雑感

James Ponsoldt 「ザ・サークル」Netflix 常に万人を監視するシステムを肯定する驚きの結末。そこに着地するなら根本的に構成を考え直すか、完全にブラックユーモアベースのアート系オフビートにするべきでは? 仮にオーソドックスに常に万人を監視するシステムを(少なくとも主人公は)否定する所に着地するとしても、現行バージョンは非常に中途半端で緩い構成。誰も彼もが薄いフラットキャラで、キャストだけ無駄に豪華w  Emma Watsonの魅力がなければ途中で見るのをやめていたと思う。 エンドロールの頭まで約105分はいかにも冗長、「ブラックミラー」の1本(45分程度)で充分語れそうな内容。

1話30分以内の配信ドラマ

1話30分以内の配信ドラマ(オススメ順) SEX AND THE CITY Amazon このサイテーな世界の終わり Netflix 23号室の小悪魔 Netflix トリンケット 小さな宝物 Netflix ラブ、デス&ロボット Netflix デグラッシ Netflix グレート・ニュース Netflix シッツ・フリーク Netflix グッド・プレイス Netflix アンブレイカブルキミーシュミット Netflix ブルックリン ナイン-ナイン Netflix アレクサ&ケイティ Netflix ※笑い声有りシットコム ザット '70s ショー Netflix ※笑い声有りシットコム ビッグバンセオリー Netflix ※笑い声有りシットコム FRIENDS Netflix ※笑い声有りシットコム --------------------------- ◯SEX AND THE CITY なんだかんだで抜群の安定感 画質は悪い(VHS並み?) ◯このサイテーな世界の終わり サイコパスな男とインフォマニア? な女のブラックコメディ サイテーな男女のサイテーな話だが画と音楽が非常に良い 殆ど全てのショットで画角や光がしっかりとキマっている ◯23号室の小悪魔 毒のあるハイテンポのコメディ 主役2人の女優がそこそこattractive

Grant Sputore「アイ・アム・マザー」雑感

Grant Sputore「アイ・アム・マザー」Netflix 2019年配信 人間vsロボットinアフターウォーかと思いきや、実は全てはプログラムされた人類再生計画だったという話(多分)。尺が長い割に展開は停滞と迷走連発。アートにもエンタメにも徹しきれてない印象。 施設内の人工子宮、ドローンや農業用大型マシンが再生するアフターウォーの世界など、興味深いビジュアルはたくさんあったが、とにかく話がいまいち(特に中盤以降)。その瞬間のワンダー優先で最終的な一貫性が不明瞭な言動がたくさんあった気がするが、もう一度見返して再確認する気は起きないw <外部から入ってきた可能性があるネズミは問答無用で焼却処分なのに人間に関しては持ち物を含めて検査もしてない?>が、前半を見終えた時点では多いに気になった点だったのだが、全部見終えると、後半のツッコミ所の多さに、こんなのは大した事がないと思えて来るw きちんとラストに向かって複線を張って練り直して30分くらい切ってスリラー系のエンタメにするか、思い切ってもっと完全にアートに振り切るか、いずれにしてもHilary Swankのキャラは多いに再考の余地があると思う。 横顔がNatalie Portman風のヒロインClara Rugaard、充分美形なのだが、いまいちメイク・照明・角度がビシッと決まっていないように見えるショット多数。監督は<女優を可能な限りattractiveに見せる>事にあまり興味がない人なのかもしれない。

Elizabeth Wood「ホワイト・ガール」雑感

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Elizabeth Wood「ホワイト・ガール」Netflix 2016年 出会うべき男女が出会う物語になるかもしれなかった物語、と解釈できなくもない。 釈放された彼氏と抱き合う陽光降り注ぐラブシーン(多分75分頃)は妙に美しく、 ヒロインもやけにかわいく見える(その直後の昼間に一緒に歩くシーンも)。 ドラッグ大好き女子大生のヒロインMorgan Saylorはよく見るとそうでもないが、 メイクと光と角度によってはそこそこattractive。脱ぎっぷりよし。 コカインをふりかけたアレをナニする一番ぶっとんだシーン(63分頃)、 暗い画面、動きが速いカメラ、肝心な部分の修正でよく判らず。 ※XVIDEOの無修正を見てもそれほど明瞭には映っていなかった 僕の好みはヒロインよりも出版社? の男の秘書? のAnnabelle Dexter-Jones。 女優陣3番手のにぎやかし。 前半のクラブのトイレで長袖ニットを脱がせて貰うシーンで一瞬美乳披露。 どこか居心地が悪そうで誰とも話そうとしないラストシーン(大学)のヒロイン、 「ドラッグをやめた」「ドラッグはやめられそうにない」どちらにも解釈できそう。 エンドロールまで84分という長さなのだが、話が見えてきた途中から冗長に感じた。 ザクザク落として60〜70分で充分語れる話。 2020年代のコンテンツはちょっと物足りないくらいの尺が標準になってほしい。 1本完結(古い表現では映画)なら60〜75分程度、 連続モノ(古い表現ではドラマ)なら30〜45分程度が理想。 Annabelle Dexter-Jones