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制作費300万円は美談なのか?

制作費300万円が美談的に語られる事に対してはどうも違和感を感じる。 制作費300万円という事は、どう考えても、キャスト・フタッフに対して最低限のギャラも支払われていない筈(キャストはワークショップ参加費を支払って参加した、とも聞く)であり、僕の考えでは、まともなギャラが支払われていない商業作品はプロの仕事ではない。 これが純粋なアマチュア作品ならば、どうぞ自由にやって下さい、という話なのだが、その場合はアマチュア作品なのに鑑賞料金1800円に対する違和感が生じて来る。 映画館の鑑賞料金に関しては、料金一律はどう考えてもおかしい、と以前から常々感じている。 この話は、これだけヒットする作品の脚本をキャッチできなかった(普通に映画化できなかった)プロデューサーや映画業界のだらしなさを問題提起する話なのではないか? もしくは、アマチュア作品として制作→YouTube等で無料公開→ちゃんとした予算を付けて再制作という流れなら何の問題もない。 この作品の<成功>が「ノーギャラでもいいから映画を作りたい、映画に出たい」と考えている純粋すぎる映画バカ(褒め言葉)から経済的に搾取するシステムの確立に寄与しない事を切に願う。 「300万で30億なら、300万(もしくはもっと低予算)で20〜30本作らせて、そのうち1本でも当たればいい」と考えて、システム化して儲けようとする人が出てきても不思議ではない。

「WESTWORLD」シーズン2

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amazonプライムビデオ「WESTWORLD」シーズン2 最近僕が見たドラマの中では「TWIN PEAKS THE RETURN」に匹敵する完全に狂ったドラマ(最上級のホメ言葉w) 映画やドラマの枠をはるか上空で超越して<映像作品>の概念の根本を揺さぶられる。 頻繁に遷移する時系列は「LOST」より断然複雑で、全て終了後にメモを取りながら見ないと多分判らないw 「ホモ・デウス」で言及されていた<人間(の意志)=アルゴリズム>という考え方が物語の底流を不気味に流れている。 シーズン3は2020年配信予定。

雑誌の記憶

雑誌の記憶 一番買っていた時期(90年代前半?)は月20〜30冊は買っていた雑誌、現在はほぼゼロ(今年は映画秘宝を1冊買っただけ) ◯毎号購入 科学(75年頃〜77年頃) 少年ジャンプ(75年頃〜79年頃) 月刊ジャイアンツ(77年前後) スターログ(78年頃〜85年頃) アニメージュ(79年頃〜83年頃) アニメック(79年頃〜83年頃)※途中から月刊? OUT(79年頃〜83年頃) オリコン(81年頃〜85年頃) BOMB(81年頃〜85年頃)※その後も時々購入 週刊プロレス(81年〜84年頃) シティロード(84年〜88年頃) ビッグコミックスピリッツ(85年頃〜08年頃?)※当初は月2回? モーニング(85年頃〜08年頃?)※当初は月2回? ボクシングマガジン(86年頃〜90年頃) ぴあ(84年〜88年頃) TOKYO WALKER(88年〜) サッカーマガジン(91年頃〜03年頃?)※どちらか サッカーダイジェスト(91年頃〜03年頃?)※どちらか アメリカンフットボールマガジン(90年頃〜95年頃?) NUMBER(90年代?) Mac Fan(90年代後半) 週刊文春(96年頃〜05年頃?) footballista(10年前後) キネマ旬報(84年〜86年頃、11年〜12年頃)※月2回 映画秘宝 DIME 日経TRENDY 噂の真相 宝島 sabra ◯時々購入 コロコロコミック 冒険王 ジ・アニメ(79年頃〜83年頃) ふぁんろーど(83年前後?) ◯購入した事がある テレビランド? 小学館の学習雑誌 ロードショー スクリーン SFマガジン 中三コース 週刊プレイボーイ 週刊平凡パンチ 月刊明星 PLAYB0Y PENTHAOUSE ハスラー ふぁんろ〜ど? Momoko アクションカメラ GORO POPEYE HOTDOG BRUTUS CHECKMATE Hanako Tarzan 本の雑誌 AERA 週刊ベースボール SPA! ※ぴあ、シティロードに次ぐ映画情報誌 アングル?

「ボヘミアン・ラプソディ」

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Bryan Singer「ボヘミアン・ラプソディ」 LIVEシーンは素晴らしかったが、物語部分はいまいちで、ゲイに目覚めて? メンバーとも疎遠になって行く辺りは少々冗長。上映時間2時間13分。 WE WLII ROCK YOUのモンタージュ部分や、ラストの20分のLIVEシーン(ライブエイド)は鳥肌全開。「音楽が持つ根源的な力」としか表現できない。 音楽やスポーツのLIVEが人の心を動かす力に比べると「言葉の力」は(少なくとも瞬間の爆発力では)全然かなわない、と思う。映画館で映像作品を観てもこれだけ動かされるのだから、もし実際にあの瞬間にウェンブリーにいて熱い観客に囲まれていたら…! クイーンの曲をきちんと聴いた事がない状態で鑑賞したのだが、「この曲もクイーンだったのか!」という曲がたくさんあった。 鑑賞前に持っていたクイーンに関する知識: ◯グループ名を覚えたのは78年頃  当初はKISSのようなキワモノバンドだと思っていたw ◯ボーカルがHIVで割と若くして死んだ ◯映画「フラッシュ・ゴードン」の主題歌は多分クイーンの曲w ◯NFLの応援でよく使われる WE WLII ROCK YOU は多分クイーンの曲w ◯サッカーの決勝後によく流れる WE ARE THE CHAMPION は多分クイーンの曲w 鑑賞直後は「事実に基づいて作ると(多少脚色したとしても)物語がそれほどドラマティックにならないのは致し方ない」と思っていたが、 帰宅後にいろいろ検索すると、実際は、 ◯疎遠になってグループ活動を休止していた時期は殆どない ◯HIV感染が判明したのはライブエイドの後 だったらしい。ドラマティックに感じた部分は結構な脚色だった。 史実を曲げて脚色して強引に「家族(メンバー)と和解する物語」を作ってこの程度なら、もっと音楽的な部分にスポットを当てて、もっとコンパクトな尺でも良かったのでは? という気がしないでもない。 田舎の一軒家で合宿しながらアルバムを作成するくだり、なぜ田舎の一軒家である事をしっかり見せる必要があったのか、この作品を観ただけでは掴めなかった。 小さな画面・抑えた音量で見ると魅力が1/10程度に目減りしそうな作品w ライブエイド以外にもフッテージが残っているのなら、上映時間80〜90分程度にま

hulu「トラック野郎シリーズ」

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hulu「トラック野郎シリーズ」 全10作ながら見終了。 恋愛・友情・人情・エロ・ケンカ・流行歌とてんこ盛りのプログラムピクチャー。 恋愛に関しては「男はつらいよ」と同様にひと目見てホレて成就しないのが基本。 公開当時(75年〜79年)、10〜14歳だった僕は、 新聞広告や予告編に古臭さを感じていたが、いまこのトシで見ると逆に新鮮。 最近はめっきり映画館では観られなくなった大人向けの娯楽映画。 ヒロイン11人(10作目はダブルヒロイン)の中で特に印象強かったは6作目の夏目雅子。 80年代とは目の印象が違う(整形前? メイク?)が、 一重の地味系に見えるこっちの方が個人的に好み。 この写真よりも動いている映像の方が断然attractive。

WESTWORLD2#5

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WESTWORLD2#5 新しい世界「ショーグンワールド」が登場して更に複雑になった。 真田広之、菊地凛子、祐真キキ出演。 この回は約58分でも長く感じた。ドラマは長くて45分でいい。 語り方次第で30分や15分でも充分それなりのストーリーは語れると思う。 YouTubeやTikTokに馴れた人向けに、 今後のドラマは1話がどんどん短くなって行くのではないか? 仕事の合間の気分転換に1話だけ見る分には個人的には30分程度がちょうど良い。

さくらももこ「漫画版ひとりずもう」

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さくらももこ「漫画版ひとりずもう」を10年ぶりに再読して、 二重の意味でひとりウルウルする師走の深夜。 下巻の漫画家へと向かって行く話(withたまちゃん話)には当然感涙させられるが、 <思い出>に関するヒロシの台詞2個もジワジワ沁みる(上巻P14と下巻P180)。 既に漫画家として完全に成功した執筆時点(2006〜2007年)から、 当時の未熟だった自分を(ある種の上から目線で)振り返るのではなく、 まるで先週経験した出来事のように、 <その当時の自分>の心情にぴったりと寄り添っている描いている所が素晴らしい。 普通と違う道を進もうとしている人間に勇気を与える作品である。 さくらももこプロフィール