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大林宣彦「転校生 さよならあなた」雑感

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大林宣彦「転校生 さよならあなた」2007年公開 ※Hulu配信中(2020.07.10現在) 大林宣彦作品の中では一見普通。 「その日のまえに」109分頃のハイパーモンタージュのようなガツンと来る規格外要素はないが、全編斜めのカメラ・時代がよく判らない服装(家では全員和服!)・ラストの墓など、やはり全てが一種の夢と言えるようなヘンな映画(←褒め言葉)。 今作は後半は1982年版と全然異なる展開。 設定を借りた別の話と言えるレベル。 ヒロイン蓮佛美沙子は、ルックス・肢体は非常に魅力的だが、 男女が入れ替わっている時の演技の面白さは小林聡美&尾美としのりの方が断然上。 着替え・水着のシーンでも蓮佛美沙子はバストトップの露出はなし。 後半の胸を触られるシーンでもバストトップの露出はなし。 入れ替わった状態でセックスしそうになるくだりは93分頃。 今作では残念ながらかなり最初の方で思いとどまってしまうが、 この設定で実際にやってしまうパロディ作品を見てみたい。 その瞬間に<自分>はどうなってしまうのか? 全くの邪推だが、蓮佛美沙子ヒロイン、長野県でロケ、など、 いろいろ外堀から埋められて実現した企画ではないか、と想像する。 作品データ 蓮佛美沙子プロフィール 大林宣彦プロフィール

橋本一「新・仁義なき戦い 謀殺」雑感

橋本一「新・仁義なき戦い 謀殺」Hulu 2003年公開 高橋克典の経済ヤクザvs渡辺謙の武闘派ヤクザ。 オジリナルに寄せたルック。オリジナルの音楽のジャズっぽいアレンジ。 深作欣二監督作品以外の中では一番楽しめた。 金子信雄的キャラの小林稔侍、最初の唐突なオーバーアクティングは悪くないが、 戦争の話を長々と語られると途中で飽きて来る(話が長い)。 夏木マリの強烈なキャラ、メイク、服装。 「池袋ウエストゲートパーク」からそのまま出世したような坂口憲二。 渡辺謙の台詞「暴力団から暴力取ったらただのゴミやで」 もうひと工夫できないか? (「ゴミ」の部分) 発泡シーン多過ぎ。銃撃戦に一般人が巻き込まれ過ぎ。 遠藤憲一のナレーションがなんとなくいまいちしっくりこない。

阪本順治「新・仁義なき戦い。」雑感

阪本順治「新・仁義なき戦い。」Hulu 2000年公開 オープニングロールにオリジナルのテーマ音楽(新アレンジ)が流れてグッと来るが本編では使用されない。全編この作品のメインテーマ音楽(「キル・ビル」のテーマ曲に使われた曲)中心に展開した方が統一感があったかも。 このメインテーマ音楽がとにかくかっこいい。なぜかスローモーションにハマる。 この曲が世に出ただけでもこの映画が制作された意義はあった。 岸部一徳の金に細かい親分、金子信雄程には笑わせない。金子信雄は唯一無比。 大和武士の演技が意外に良い。豊川悦司と1対1のシーンでも見劣りしない。 曽根晴美、織本順吉出演。 少年時代の強烈なエピソードが描かれる長いアバン(約7分)。 「その後の仁義なき戦い」から21年、かつてのディスコはクラブへと変遷(31分頃)。 布袋寅泰が墓参りをするシーンの爪弾くギターの音楽はなかなかの良曲(53分頃)。

北村龍平「ゴジラ FINAL WARS」雑感

北村龍平「ゴジラ FINAL WARS」Hulu  2004年公開 伊福部ゴジラのテーマが途中からシンセアレンジ(アバン、オープニング)、 以後本編の音楽はシンセ、ロック中心。 過去作の様々な要素のごった煮的集大成。 おなじみの怪獣多数登場。 CGを多用したB級ハリウッド作品っぽいルック。 マトリックス風アクション。 地球防衛軍、ミュータント部隊、X星人、宇宙連合。 宝田明、水野久美出演。昔のミニラ登場。 ゴジラよりもドン・フライが目立っていた。 松岡昌宏とケイン・コスギのカンフー・ワイヤーアクション(M機関の訓練、8分頃)。 洋画の誇張した吹替え(ギャングと警察官、18分頃)。 ヒロイン菊川怜と水野真紀双方をクロウスアップで捉えたショット(38分頃)。 歌詞がある歌が流れるのはシリーズ初?(ヘビメタ風、ゴジラの戦闘シーン、72分頃)。 ドン・フライの日本刀を使ったアクション(100分頃)。

手塚昌明「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」雑感

手塚昌明「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」Hulu 前作の直接の続編。音楽も前作を引き継ぐ。 自衛隊の描き方は更にリアルになったようだ。 暴走した機龍(メカゴジラ)がゴジラを日本海溝へ連れて行く。 小泉博が過去作を引き継いで出演。 エンドロール後にオマケ(ゴジラのDNA保管)。 倉敷保雄の現場リポート(22分頃)。 山田辰夫の渋い発声(28分頃)。 小美人のひとりは長澤まさみ。久々にモスラの歌(43分頃)。 ヒロイン吉岡美穂の演技力は新山千春と良い勝負、台詞を正確に言うのが精一杯? 主人公・金子昇の演技が時に舌足らずで少々青臭いのは狙いか?

手塚昌明「ゴジラ×メカゴジラ」雑感

手塚昌明「ゴジラ×メカゴジラ」Hulu 2002年公開 約8分のアバン、房総半島でゴジラと迎え撃つ自衛隊の描写がリアル寄り。 レーザー兵器を扱う特生自衛隊。 内閣総理大臣・水野久美のやや大仰な演技。 音楽は再びシンフォニック。太い管のメインテーマまずまず。 松井が本人役で出演(ジャイアンツのユニフォームでホームラン、36分頃)。 機龍(メカゴジラ)が暴走して街を破壊(41分頃)。 機龍(メカゴジラ)がゴジラのしっぽを持ってジャイアントスイング(68分頃)。 クールな自衛隊員のヒロイン釈由美子は充分attractiveで演技もまずまず。 エンドロール後にオマケあり。

金子修介「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」雑感

金子修介「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」Hulu 2001年公開 シリーズ第25作。 音楽が一変(シンセ多用)して別の映画のようなムード(音楽・大谷幸)。 バカな若者グループが真っ先にやられるホラー映画的展開。 エスパルスドリームプラザのそばにゴジラ(壊すシーンはない、41分頃)。 コジラ上陸で清水市壊滅(テレビの画面の表現)。 宇崎竜童操縦の小型艇がゴジラに飲み込まれる(93分頃)。 大谷幸の音楽は服部隆之ほど劇伴ライクではない感じ。 伊福部コジラのテーマの旋律をモチーフに展開する音楽多数。 哀愁を帯びた曲(83分頃、97分頃)、 65分頃ほか何度か流れるゴジラ迎撃のテーマもそれっぽい。 エンドロールは伊福部コジラ3連発(一部アレンジ変更)。 長髪の佐野史郎怪演。 新山千春はそこそこ魅せるが演技は時々キツい(発声)。

大河原孝夫「ゴジラ2000 ミレニアム」雑感

大河原孝夫「ゴジラ2000 ミレニアム」Hulu CGによると思われるショット増えて、ゴジラの見せ方が面白いショット増えた。 クルマのすぐ前にゴジラの顔、ゴジラの吐く息でフロントガラスが曇る(ジュラシックパーク、8分頃)。ゴジラに向けて飛んでいくミサイルをカメラが追いかける(36分頃)。 巨大UFOのCG、昼間に飛んでいるといかにもCGだが、夜間シーンはまずまず。 クライマックスの夜の新宿の戦闘はCGとミニチュアの併用? 低い建物や電線なめてゴジラを仰ぐショットはなかなかの迫力。 最初はエイリアン風だったUFOが作った怪獣、ゴジラにかみついてゴジラを取り込もうとする(エヴァほど生々しい描写ではない、94分頃)。 東京湾からゴジラ上陸〜新宿を歩くシークエンスは伊福部音楽でよろしい(78分〜80分頃)。 ゴジラが町を破壊している所でエンドロールが流れて映画が終わる。 ゴジラ上陸中で終了はシリーズ初? フラットなパターン演技連発の中で佐野史郎の演技はちょっと面白い。 音楽・服部隆之。

Edward Neumeier「スターシップ・トゥルーパーズ3」雑感

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Edward Neumeier「スターシップ・トゥルーパーズ3」Amazon 60年代B級SFの趣。 CGもあえてチープに作っているように見えなくもない。 クライマックスでやっと登場するパワードスーツ(マローダー)、出撃前の隊員の紹介はサービスショット連発で丁寧だったのに、戦闘シーンは尺も短くて盛り上げ不足。全裸で搭乗するのかと思ったらそうではなく「採寸」だけだったようだw エンドロール前半でかかるミュージカル風マーチングソングはなんとなく耳に残る良曲。 ヒロインJolene BlalockはAngelina Jolie風の美人、 宗教オタクのMarnette Pattersonもなかなかcute。 ※Jolene Blalockはドラマ「エンタープライズ」のバルカン人

雑誌の記憶

雑誌の記憶 一番買っていた時期(90年代前半?)は月20〜30冊は買っていた雑誌、現在はほぼゼロ(今年は映画秘宝を1冊買っただけ) ◯毎号購入 科学(75年頃〜77年頃) 少年ジャンプ(75年頃〜79年頃) 月刊ジャイアンツ(77年前後) スターログ(78年頃〜85年頃) アニメージュ(79年頃〜83年頃) アニメック(79年頃〜83年頃)※途中から月刊? OUT(79年頃〜83年頃) オリコン(81年頃〜85年頃) BOMB(81年頃〜85年頃)※その後も時々購入 週刊プロレス(81年〜84年頃) シティロード(84年〜88年頃) ビッグコミックスピリッツ(85年頃〜08年頃?)※当初は月2回? モーニング(85年頃〜08年頃?)※当初は月2回? ボクシングマガジン(86年頃〜90年頃) ぴあ(84年〜88年頃) TOKYO WALKER(88年〜) サッカーマガジン(91年頃〜03年頃?)※どちらか サッカーダイジェスト(91年頃〜03年頃?)※どちらか アメリカンフットボールマガジン(90年頃〜95年頃?) NUMBER(90年代?) Mac Fan(90年代後半) 週刊文春(96年頃〜05年頃?) footballista(10年前後) キネマ旬報(84年〜86年頃、11年〜12年頃)※月2回 映画秘宝 DIME 日経TRENDY 噂の真相 宝島 sabra ◯時々購入 コロコロコミック 冒険王 ジ・アニメ(79年頃〜83年頃) ふぁんろーど(83年前後?) ◯購入した事がある テレビランド? 小学館の学習雑誌 ロードショー スクリーン SFマガジン 中三コース 週刊プレイボーイ 週刊平凡パンチ 月刊明星 PLAYB0Y PENTHAOUSE ハスラー ふぁんろ〜ど? Momoko アクションカメラ GORO POPEYE HOTDOG BRUTUS CHECKMATE Hanako Tarzan 本の雑誌 AERA 週刊ベースボール SPA! ※ぴあ、シティロードに次ぐ映画情報誌 アングル?

北の国から、ふぞろい、男女7人

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「北の国から」全シリーズ、「ふぞろいの林檎たち」1〜3、「男女7人」夏&秋。 昨年から暇をみつけて交互にコツコツ再見していたのをやっと見終えた。 いずれも放映当時は大好きで、DVD購入時(00年前後?)もまあまあ好きだった作品だが、 いま見返すと、ドラマとして一番再見に耐えるのは、僕には「ふぞろい」だった。 僕はテレビドラマが持つ最大の魅力は台詞(会話)だと思っているが、 この3作品の中では「ふぞろい」の台詞(会話)の魅力が図抜けている。 「北の国から」は何気ない会話は悪くはないが、重要シーンは会話ではなく独白。 「男女7人」の台詞(会話)は全編ほほ普通、さんまのアドリブと思われる部分は悪くない。 「ふぞろい」はテンポも2017年の目で見てもそれほど悪いように感じられない。 「北の国から」はテレビシリーズから89まではまあまあだが、92・95・98は基本冗長。 特に98のラスト30分は途中でやめたくなる程無駄に長い。 2002はその反省からか話もいろいろ詰まっていてシリーズ中最良の出来。 「北の国から」で確実に魅力的な北海道の雄大な景色と美しい音楽は、映画館の大画面で味わえば更に魅力が増したのではないだろうか。スペシャルドラマではなく映画で展開していれば(香盤表的にも)もっと濃密なドラマを作れたかもしれない。95や98の宮沢りえなんかは結構スケジュール調整に苦労していた感じが伺われる。映画で展開してもっと制作費をかけて主要キャストを夏冬2〜4週間がっつり北海道ロケに拘束できれば、もっと同じシーンで共演できるドラマが作れたのではないか。 「男女7人」は放映当時はこの中で1番好きだったのだが、所詮旬のモノでしかなかったと言うべきか、僕自身も若く、バブルへと盛り上がっていったあの頃にオンタイムで見てビシビシ感じていた明石家さんまの魅力、時代の最先端を走っていた時の、言葉では語れないさんまのタレントパワーは、30年の時を経たいまは当然当時のようには体感できない。 決定的なのは、あの頃は「とにかく展開が早い(欠点を気にする暇がない)」と思えたテンポが、いまの目で見ると、むしろかったるい程度のテンポに感じられたこと。 さんまのアドリブと思える台詞や山下真司のキャラはいま見ても悪くない。