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10月, 2021の投稿を表示しています
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David Slade「ブラック・ミラー:バンダースナッチ」Netflix 舞台は1984年のイギリス。 アドベンチャーゲームをひとりで作る青年が主人公。 読者やプレイヤーの選択で進めていくインタラクティブ形式。 ゲームブックやゲーム(ときメモ系など)は経験があるが、配信ドラマ形式は初めて。 どういう結末になればベストなのかよく判らないので入り込みにくい。 こういう選択式アドベンチャーは、明確な目標がある方が没入しやすい。 2時間くらいやってみてエンドロールが出るパターンが1回あったが、これがグッドエンドなのかどうかよく判らない。いずれにしても父親は殺すのか? https://note.com/knightofodessa/n/n67c7c7568043 ↑によると、どうやら、いずれにせよ、こんなモンらしい。 配信初(?)のインタラクティブ形式は興味深いが、正直、話はさほど面白くない。 どうなってもいい、と思えてしまう展開。 インタラクティブ形式の話の基本は、 ◯自分が生き残るかどうか(生き残ればグッドエンド) ◯好きな異性とうまくいくかどうか(結ばれればグッドエンド) この2つ以外の話で没入するのはなかなか難しいと思う。 謎解き系なら生き残れるかどうか、 恋愛系ならカップルになって結ばれるかどうか。 上記ふたつが複合する展開で、ヒロインがattractiveで、R18(うまく行けばヒロインが脱ぐかも!?)が僕的には一番没入できそうw この手の形式の本は1980年前後は「ゲームブック」と呼ばれていた。 いまは「アドベンチャーブック」と呼ぶらしい。 1980年代後半頃からゲームで多数の作品が発売されたと記憶する。 「ときめきメモリアル」はアニメの絵にさほど魅かれなくてそこまでやりこまなかったが、 「かまいたちの夜」や「街」はメモを取りながらプレイした。 この手のゲームはしばらくやっていないが、この作品のようなきれいな実写動画で、エロ要素ありなら大いに興味はある。 近い将来に期待するのは、ずばり、ときメモ系でR18のVRw

大林宣彦「なごり雪」読書メモ

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  大林宣彦「なごり雪」メディアファクトリー 2002年発行 こういう類の本は過去に読んだ記憶がない。 映画「なごり雪」のシナリオとメイキング的なエピソードに、 大林の映画に関する想いや過去の話が自在に挿入され、 時に大きく展開。 晩年の大林宣彦作品のなんでもあり世界観の文章版。 言葉で表現でき るぎりぎりの所まで滑っているような筆致。

配信メモ

配信メモ 2021.09.17金 イカゲーム(全9話)Netflix 2021.09.24金 ファウンデーション(全10話)Apple TV 2021.10.14木 ホワイト・ロータス(全6話)U-NEXT 2021.10.22金 インベージョン Apple TV 2021.10.27水 ウォーキング・デッド11(最終章、全24話)Disney 2021.10.27水 Y : ザ・ラストマン(全10話)Disney 2021.11.19金 ホイール・オブ・タイム シーズン1 Amazon 2021.11.24水 ホークアイ(全6話)Disney 2021.12.09木 浅草キッド Netflix 2021.12.14火 フィアー・ザ・ウォーキング・デッド7 Amazon 2021.12.24金 ドント・ルック・アップ Netflix 2021.12.29水 ボバ・フェット Disney 2021.12.31金 コブラ会 シーズン4 Netflix 映像作品

人生は3日〜3万日

90歳まで生きれば、人生は約3万日だが、3万日も3日も同じようなもの。 昨日の想い出と、いまこの瞬間と、明日の楽しみ。 昨日も30年前も戻る事はできないという意味ではたいした違いはないし、 明日も10年先も来るかどうか定かでないという意味ではたいした違いはない。 すぐに思い出せる物事の数は多分限られている。 日記を読み返しても、10年も経てば、殆どのできごとは本当の事かどうか確信が持てない。 3日前の出来事より、30年前の出来事の方を鮮明に覚えている気がするが、 それも、絶対に本当に起こった出来事なのかどうか証明する事は困難。 その場に誰かが一緒にいても、その人の記憶も僕と同様に曖昧な筈。 この文章を書いている僕も、 この文章を読んでいるあなたも、 明日も生きているという保証はどこにもない。 数秒後にいきなり心臓が止まるかもしれない。 数秒後に太い血管が破裂するかもしれない。 今夜から明日にかけては、それは起らないかもしれないが、 いつかは、必ず、その時は来る。 過去は曖昧だし、未来は不確実、たしかなのはいまこの瞬間だけ。    いま、この文章を古いMacBook打っているこの瞬間、僕は生きている。 2021年12月現在、世界に冠たる大企業・Googleのサーバーが、 いつまでこのブログを保存してくれるのか判らないが、 ひょっとすると、僕が死んだ後も、しばらくの間、 ひっそりとサーバーに残り続けるのかもしれない。 だが、それも、多分永遠ではない。 いまが全て。 もし明日が来たら、いつものように、 天気と体調が良ければ散歩をして、 食事をして、少し酒を飲んで、 本を読んで、映画かドラマを見て、 また次の明日が来る事を楽しみに眠りたい。