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北村龍平「ゴジラ FINAL WARS」雑感

北村龍平「ゴジラ FINAL WARS」Hulu  2004年公開 伊福部ゴジラのテーマが途中からシンセアレンジ(アバン、オープニング)、 以後本編の音楽はシンセ、ロック中心。 過去作の様々な要素のごった煮的集大成。 おなじみの怪獣多数登場。 CGを多用したB級ハリウッド作品っぽいルック。 マトリックス風アクション。 地球防衛軍、ミュータント部隊、X星人、宇宙連合。 宝田明、水野久美出演。昔のミニラ登場。 ゴジラよりもドン・フライが目立っていた。 松岡昌宏とケイン・コスギのカンフー・ワイヤーアクション(M機関の訓練、8分頃)。 洋画の誇張した吹替え(ギャングと警察官、18分頃)。 ヒロイン菊川怜と水野真紀双方をクロウスアップで捉えたショット(38分頃)。 歌詞がある歌が流れるのはシリーズ初?(ヘビメタ風、ゴジラの戦闘シーン、72分頃)。 ドン・フライの日本刀を使ったアクション(100分頃)。

手塚昌明「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」雑感

手塚昌明「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」Hulu 前作の直接の続編。音楽も前作を引き継ぐ。 自衛隊の描き方は更にリアルになったようだ。 暴走した機龍(メカゴジラ)がゴジラを日本海溝へ連れて行く。 小泉博が過去作を引き継いで出演。 エンドロール後にオマケ(ゴジラのDNA保管)。 倉敷保雄の現場リポート(22分頃)。 山田辰夫の渋い発声(28分頃)。 小美人のひとりは長澤まさみ。久々にモスラの歌(43分頃)。 ヒロイン吉岡美穂の演技力は新山千春と良い勝負、台詞を正確に言うのが精一杯? 主人公・金子昇の演技が時に舌足らずで少々青臭いのは狙いか?

手塚昌明「ゴジラ×メカゴジラ」雑感

手塚昌明「ゴジラ×メカゴジラ」Hulu 2002年公開 約8分のアバン、房総半島でゴジラと迎え撃つ自衛隊の描写がリアル寄り。 レーザー兵器を扱う特生自衛隊。 内閣総理大臣・水野久美のやや大仰な演技。 音楽は再びシンフォニック。太い管のメインテーマまずまず。 松井が本人役で出演(ジャイアンツのユニフォームでホームラン、36分頃)。 機龍(メカゴジラ)が暴走して街を破壊(41分頃)。 機龍(メカゴジラ)がゴジラのしっぽを持ってジャイアントスイング(68分頃)。 クールな自衛隊員のヒロイン釈由美子は充分attractiveで演技もまずまず。 エンドロール後にオマケあり。

金子修介「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」雑感

金子修介「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」Hulu 2001年公開 シリーズ第25作。 音楽が一変(シンセ多用)して別の映画のようなムード(音楽・大谷幸)。 バカな若者グループが真っ先にやられるホラー映画的展開。 エスパルスドリームプラザのそばにゴジラ(壊すシーンはない、41分頃)。 コジラ上陸で清水市壊滅(テレビの画面の表現)。 宇崎竜童操縦の小型艇がゴジラに飲み込まれる(93分頃)。 大谷幸の音楽は服部隆之ほど劇伴ライクではない感じ。 伊福部コジラのテーマの旋律をモチーフに展開する音楽多数。 哀愁を帯びた曲(83分頃、97分頃)、 65分頃ほか何度か流れるゴジラ迎撃のテーマもそれっぽい。 エンドロールは伊福部コジラ3連発(一部アレンジ変更)。 長髪の佐野史郎怪演。 新山千春はそこそこ魅せるが演技は時々キツい(発声)。

大河原孝夫「ゴジラ2000 ミレニアム」雑感

大河原孝夫「ゴジラ2000 ミレニアム」Hulu CGによると思われるショット増えて、ゴジラの見せ方が面白いショット増えた。 クルマのすぐ前にゴジラの顔、ゴジラの吐く息でフロントガラスが曇る(ジュラシックパーク、8分頃)。ゴジラに向けて飛んでいくミサイルをカメラが追いかける(36分頃)。 巨大UFOのCG、昼間に飛んでいるといかにもCGだが、夜間シーンはまずまず。 クライマックスの夜の新宿の戦闘はCGとミニチュアの併用? 低い建物や電線なめてゴジラを仰ぐショットはなかなかの迫力。 最初はエイリアン風だったUFOが作った怪獣、ゴジラにかみついてゴジラを取り込もうとする(エヴァほど生々しい描写ではない、94分頃)。 東京湾からゴジラ上陸〜新宿を歩くシークエンスは伊福部音楽でよろしい(78分〜80分頃)。 ゴジラが町を破壊している所でエンドロールが流れて映画が終わる。 ゴジラ上陸中で終了はシリーズ初? フラットなパターン演技連発の中で佐野史郎の演技はちょっと面白い。 音楽・服部隆之。

大河原孝夫「ゴジラVSデストロイア」雑感

大河原孝夫「ゴジラVSデストロイア」Hulu 1995年公開 シリーズ22作。 第1作のタイトルを突き破ってCGによるタイトルがローリング表示 (CGによるタイトルはシリーズ初?) 第1作を受け継ぐ内容、第1作のヒロイン河内桃子登場(石野陽子・林泰文の叔母)。 エネルギー? を溜め込んだゴジラがメルトダウンする可能性があるという凄い設定。 メルトダウンで超核爆発、その熱で大気圏が発火する様子を想定CGで見せる。 58分頃防衛隊出動の音楽は初めて聞く気がする(この曲も結構かっこいい)。 ジュニアはすっかり大きくなった(途中までゴジラが戦っていると思って見ていた)。 発熱して目が真っ赤なゴジラとデストロイアの戦いは体液とかいろいろ出て妙な迫力。 小高恵美の髪型・メイクは前作よりはマシ(ミディアム)、 顔が少女から大人になって来た。 ラストが非常にあっけない。エピローグなし。 林泰文→小高恵美の話は殆ど発展しない。 エンドロールは過去の名場面集、ゴジラが日本各地の名所を破壊。 多分シリーズ初登場の携帯電話はまだ誰でも持っているわけではないようだ。 河内桃子→石野陽子の電話はテレビ局の固定にかかって来たと思える描写。 13号地はお台場のこと。

山下賢章「ゴジラVSスペースゴジラ」雑感

山下賢章「ゴジラVSスペースゴジラ」Hulu 1994年公開 メカゴジラかと思って見ていたが今回の対ゴジラ兵器は「モゲラ」と呼ぶらしい。 宇宙空間での戦闘は多分シリーズ初。 今作はメインのヒロインの小高恵美、ショートカットで前髪を下ろすとボーイッシュに寄りすぎてしまう印象。前作までのおでこを出す髪型の方がattractiveに見えた。感情を出す芝居の演技力は向上の余地大いにあり。 とってつけたような音楽が多いな〜と思ったら服部隆之だった。この人が作る毒にも薬にもならない感じの音楽はどうにも性に合わない。劇伴として決して間違いではないが、正解すぎ・真っ当すぎで逆につまらない。メロディーにもアレンジにもワンダーが感じられず、優等生的なクラシック風に聴こえる。多分僕は破綻なくまとまっている音楽より、不良っぽいどこかとんがったジャズっぽい音楽が好きなのだろう。 結局は<好みの問題>なのかもしれない。 ゴジラ登場シーンでは伊福部の曲が使われている。 服部隆之と伊福部昭とはどこか根本的に作曲の哲学・方法論が異なるのではないか、と想像。松任谷由実が言う所の「メロディーに意味がある」にどこか繋がるような。

坂野義光「ゴジラ対ヘドラ」雑感

坂野義光「ゴジラ対ヘドラ」Hulu 1971年公開 ゴジラシリーズ第11作。ここまでの11作品の中で一番の異色作。 ゴジラはいつの間に正義の味方になっていた(最初のシーンで子供が「スーパーマンだもん」と言う)。 ヘドロ怪獣ヘドラはオタマジャクシのような幼生から変態。 ゴジラは口からの噴射で座ったような体勢で後ろ向きに飛翔する。 オープニングロールでかかる主題歌「かえせ! 太陽を」は高速ベースのアレンジがかっこいいちょっと面白い曲(麻里圭子)。 「シルバー仮面」と同時期の柴俊夫出演(柴本俊夫名義)。 音楽も内装もいかにもサイケデリックなダンスクラブ(19分頃)。 「防衛隊」ではなく「自衛隊」という言葉が使われたのは今作が初? 僕は自分が子供の頃から「子供が主人公の子供向けのドラマ」があまり好きではなかったが40年以上経った今も同じ。特に、子役のいかにも子役っぽい発声・喋り方がどうにも生理的にダメだ。

大河原孝夫「ゴジラvsモスラ」雑感

大河原孝夫「ゴジラvsモスラ」Hulu 1992年公開 冒頭の別所哲也のインディ・ジョーンズ的脱出、崩れ落ちる階段のアイディアは良いが、 最後にしがみつく所はもっととんでもない高さを見せる演出が欲しかった。 75分頃の音楽(ゴジラvs戦車・航空隊)は例のマーチ風。 ゴジラのバトラに対する噛みつき攻撃は90分頃。 バトラが上陸するのは名古屋、最後の戦いは横浜みなとみらい。 小美人コスモス(今村恵子と大沢さやか)、初対面でいろいろ説明してくれるのは相変わらず。会った瞬間に良い人かどうか判るという設定でもあるのだろうか。 大竹まことは見るからに怪しい開発業者。 小高恵美の出演シーンは前作に比べて更に減った。

橋本幸治「ゴジラ」雑感

橋本幸治「ゴジラ」Hulu 1984年公開 公開当時に劇場で観ているが、沢口靖子の平板演技、できたばかりのマリオンをゴジラが壊す事、最後の火山程度しか覚えていなかった。この頃はキネマ旬報も熱心に読んでいたのだがどんな評価だったかも覚えていない。 政治家・政府関係者の人数の多さと非建設的意見が飛び交うやりとりに「シン・コジラ」の原型が垣間見える(40分頃〜)。戦略核に関する総理の米ソ首脳に対する強い交渉態度(台詞で結果報告)は「シン・コジラ」と大違い(80年代ジャパンアズナンバーワン)。 まだCGはない時代だが30年前に比べると特撮はそれなりに進化、ゴジラが吐くビームもスピードが速い! 音楽が非常に物足りない。伊福部昭のおなじみの音楽が全く使われておらず、大河ドラマ風のあたりさわりのない主張しすぎない音楽ばかり。 沢口靖子の平板演技、「ゴジラ」の演技はひどかったが朝ドラに出て相当マシになった、 と当時かなり話題になったが、いま見返すとそこまでヒドくもない。 沢口靖子プロフィール

本多猪四郎「怪獣大戦争」雑感

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本多猪四郎「怪獣大戦争」Hulu 1965年公開 ゴジラシリーズ第6作。 X星人(初登場)が地球を植民地にしようとする。 X星人のUFOがゴジラやラドンを捕獲、電磁波でコントロール。 キングギドラ撃退後にゴジラがシェー4回(喜びの表現? =50分頃)。 ボクシングのフットワークのような動きのゴジラ(90分頃)。 前作と同様に「キングギドラはいずこへともなく飛び去って行く」で終了。 どこかにはいるのだからとりあえずの終了、ウルトラマンに受け継がれるパターン。 オープニングロールやクライマックスで流れる曲は、 ゴジラのBGMで一番アガる、ゴジラのマーチ(佐竹の入場曲)。 前作に続くダブルヒロイン、 水野久美(X星人)はクールで派手な感じ、 沢井桂子は僕の好みの地味系正統派。

本多猪四郎「キングコング対ゴジラ」雑感

本多猪四郎「キングコング対ゴジラ」Hulu 1962年公開 伊福部昭の音楽復活。 ゴジラの仰角ショットに伊福部昭の音楽がかかるショットがあればゴジラ映画はほぼOK。 背びれ? が光って火を吹くのは今回が初? 主人公の妹・浜美枝が相当にattractive。 宣伝の事しか考えない上司を有島一郎がまずまず怪演、 もっとぶっ飛んで「そろばんづく」小林薫レベルまで狂って欲しかった。 視聴率ではなく聴取率? と言っている。 外国人俳優の発音は「ゴジィイラ」ではなく普通に頭アク。

本多猪四郎「空の大怪獣ラドン」雑感

本多猪四郎「空の大怪獣ラドン」Hulu 1956年 人間よりも少し大きいサイズの巨大昆虫メガヌロン、 コレが振り向くと家の中にいるのは巨大怪獣が街を壊すより怖い。 産まれたてのラドンがメガヌロンをついばむ画はもっと明確な画が欲しかった所。 なんとなくゴジラの音楽に似ている伊福部昭の劇伴。 ラドンのテーマは重低音の管楽器(チューバ?)。 航空隊出撃時のトランペットは科特隊風(56分頃)。 ラドンが福岡市街を襲うシーン、風で飛ぶ看板を仰角で捉えたショットなど、 当時の手作り特撮にしては頑張っているショットがいくつかあった。 ラドンが起こす強風の表現。 飛ばされるクルマはいかにもそのまんまミニカーだが。 その少し前のラドンと航空隊の戦いにも悪くないショットがあった。

小田基義「ゴジラの逆襲」雑感

小田基義「ゴジラの逆襲」Hulu 1955年公開 ゴジラ初登場で別の怪獣と格闘するシーン、 画角・カメラ位置の問題なのか、全然巨大に見えず、 コマ送りで撮影された小さなフィギュアにしか見えないショットがある。 大阪の戦いは暗い(夜)ので冒頭に比べればマシ、 ビル越しに仰ぐショットはまずまずの巨大感。 クライマックスのゴジラを埋める雪崩、 ショットによっては単なるアイスキューブ。 ヒロインの若山セツ子は僕の好みのじみかわ系。 丸顔のユーモラスな同僚(千秋実)のキャラ造形はアラシ隊員の原型っぽい。 おなじみのテーマ音楽は使われない(非常に物足りない)。

野口晴康「大巨獣ガッパ」雑感

野口晴康「大巨獣ガッパ」Hulu 既に他社がやっている話とは違う話にしようとした試みがいずれも中途半端に終わっている印象。叙情的な童謡が流れるガッパ親子再会シーンは一種のギャグとして見るのが正解か?(78分頃)。 レジャーランド開発を優先する会社側という王道設定。 特撮(光学合成)は当時としてもかなり低レベルに見えた。 巻頭にかかる主題歌のイントロが印象的(ベンチャーズ風ベース)。 巻頭サービスショットで登場する20代半ばの山本陽子はまずまずattractiveで、登場シーンははじけている女性を思わせるが、中盤からどんどん真面目なだけの普通のキャラになってしまう。川地民夫と山本陽子が無駄にイチャイチャするシーンを期待したのだがw

二本松嘉瑞「宇宙大怪獣ギララ」雑感

二本松嘉瑞「宇宙大怪獣ギララ」Hulu 1967年公開 巻頭に流れるメロディアスなジャズっぽい主題歌、 本編で再三歌詞なしで使用されるが、南の島のバカンスを彷彿させるようなムードで、 緊迫した場面でこの音楽はどうなのか?(いづみ・たく)。 ラストで流れる歌もあわせて音楽は全編通じて良く言えば前衛的・実験的。 火星に向かう宇宙船のデザインは科特隊風。 ブロンドショートカットの宇宙生物学者Peggy Nealはなかなかの美貌。 藤岡弘は月ステーションの端役(台詞一言)。