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Woody Allen「女と男の観覧車」雑感

Woody Allen「女と男の観覧車」Amazon 2017年 50年代のコニーアイランドが舞台のひと夏の恋と嫉妬。 ひとつのシーンの中で様々に変わる光 ・ベッドでKate WinsletとJuno Templeが言い合うシーン ・クライマックス、Kate Winsletの長い独白のシーン 30代後半の人妻のKate Winsletと20代半ばのJuno Temple、 どちらもそれほどattractiveではないので、 話を転がす劇作家志望の青年Justin Timberlakeがどこまで本気なのかはよく判らない。 戯作に深みを持たせる為に自分の心の動きを楽しんでいるように見えなくもない。 Juno Templeに対する恋が一生に一度レベルなら一緒に逃げようと考えるのではないか? コニーアイランドの観覧車のそばに住んでいた、という話は、 たしか「ラジオ・デイズ」でも語られていた。 Woody Allenはもうここまで来たら最後の作品までこの意匠を貫いて欲しい。 Woody Allenプロフィール

是枝裕和「海よりもまだ深く」雑感

是枝裕和「海よりもまだ深く」Amazon 2016年公開 離婚した夫婦と子供が過ごす台風の夜(こんな筈じゃなかった)。 父親→主人公→息子と続く何か。 言葉で魅力を伝えるのが難しい類の映画。 最大の魅力はある種の空気感のようなモノ。 なんとなく成瀬巳喜男を想起。 夏の終りに夕方の人が少ない映画館でひとりで観たい作品。 樹木希林が住んでいる古い狭い団地のリアル感。 無駄にモノが多い。小さな湯船。 「アレ」が多用される会話。 笑いながら鋭く攻め込んで来るリリー・フランキー(56分頃)、 やはりリリー・フランキーはこういうちょっと悪い人の方がハマる。 「凶悪」は悪すぎだったけど。 地味なメイクと服でぼそぼそ話す真木よう子。 子供が入浴中に下着だけ脱いで短い時間で事に及んだら逆にエロティック (実際にはそんなシーンはない)。

Rawson Marshall Thurber「スカイスクレイパー」雑感

Rawson Marshall Thurber「スカイスクレイパー」Amazon 超高層ビルの火災アクション。 アクションエンタメとしてまずまずの見応え。 Dwayne JohnsonかJason Statham主演のエンタメは何を見ても大体水準以上。 超高層クレーン車、後半の義足の使い方✕2、クライマックスの鏡の間(ブルース・リーの例の部屋のオマージュ?)など、アクションの手(見せ方)にもまずまず工夫がある。 最後の最後は<壊されたシステムの復旧>ではなく、 射殺された犯人側から奪ったハングライダーで決死の脱出でキメて欲しかった。 妻のNeve Campbell、ちゃんと観るのは「Wild Things」以来? Rob Lowe系統の顔で僕は好みではない。 エンドロール開始まで90分程度と数年前なら一番適度に感じた尺なのだが、 それでも若干長い・冗長と感じる部分もあった。 前半の家族との描写、元同僚との殴り合い、など。 犯人側の動きももっとシンプルでも行ける。 10〜15分は詰められそう。

月川翔「君の膵臓をたべたい」雑感

月川翔「君の膵臓をたべたい」Amazon 2017年公開 浜辺美波を眺めるPV的映画。 魅力的な女性の様々な表情を綺麗に撮っている映画はそれだけで価値がある。 ラノベ的御都合主義的展開がひたすら続き、 ある種のファンタジーとして割り切って観るべき、 と思っていても、30分も観れば浜辺美波のルックスと独特な声にも飽きて来る。 内容的にも全部で30分で語れそうなストーリー。 正直不要だと思える「現在」(原作にはない)を足したのは尺を確保する為か? 「僕と友達になって貰えませんか」 という台詞は多分小説や映画の中にだけしか存在しない。 多分原作にはない「また明日」を足したのは脚色の殊勲。 「また明日」という言葉やりとりできる誰か(誰でもいい)がいる事は、 いまを生きるエネルギーの相当部分を占める。 浜辺美波プロフィール

北村龍平「ゴジラ FINAL WARS」雑感

北村龍平「ゴジラ FINAL WARS」Hulu  2004年公開 伊福部ゴジラのテーマが途中からシンセアレンジ(アバン、オープニング)、 以後本編の音楽はシンセ、ロック中心。 過去作の様々な要素のごった煮的集大成。 おなじみの怪獣多数登場。 CGを多用したB級ハリウッド作品っぽいルック。 マトリックス風アクション。 地球防衛軍、ミュータント部隊、X星人、宇宙連合。 宝田明、水野久美出演。昔のミニラ登場。 ゴジラよりもドン・フライが目立っていた。 松岡昌宏とケイン・コスギのカンフー・ワイヤーアクション(M機関の訓練、8分頃)。 洋画の誇張した吹替え(ギャングと警察官、18分頃)。 ヒロイン菊川怜と水野真紀双方をクロウスアップで捉えたショット(38分頃)。 歌詞がある歌が流れるのはシリーズ初?(ヘビメタ風、ゴジラの戦闘シーン、72分頃)。 ドン・フライの日本刀を使ったアクション(100分頃)。

手塚昌明「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」雑感

手塚昌明「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」Hulu 前作の直接の続編。音楽も前作を引き継ぐ。 自衛隊の描き方は更にリアルになったようだ。 暴走した機龍(メカゴジラ)がゴジラを日本海溝へ連れて行く。 小泉博が過去作を引き継いで出演。 エンドロール後にオマケ(ゴジラのDNA保管)。 倉敷保雄の現場リポート(22分頃)。 山田辰夫の渋い発声(28分頃)。 小美人のひとりは長澤まさみ。久々にモスラの歌(43分頃)。 ヒロイン吉岡美穂の演技力は新山千春と良い勝負、台詞を正確に言うのが精一杯? 主人公・金子昇の演技が時に舌足らずで少々青臭いのは狙いか?

手塚昌明「ゴジラ×メカゴジラ」雑感

手塚昌明「ゴジラ×メカゴジラ」Hulu 2002年公開 約8分のアバン、房総半島でゴジラと迎え撃つ自衛隊の描写がリアル寄り。 レーザー兵器を扱う特生自衛隊。 内閣総理大臣・水野久美のやや大仰な演技。 音楽は再びシンフォニック。太い管のメインテーマまずまず。 松井が本人役で出演(ジャイアンツのユニフォームでホームラン、36分頃)。 機龍(メカゴジラ)が暴走して街を破壊(41分頃)。 機龍(メカゴジラ)がゴジラのしっぽを持ってジャイアントスイング(68分頃)。 クールな自衛隊員のヒロイン釈由美子は充分attractiveで演技もまずまず。 エンドロール後にオマケあり。

Anna Boden&Ryan Fleck「キャプテン・マーベル」雑感

Anna Boden&Ryan Fleck「キャプテン・マーベル」Amazon エンタメとしてまずまずだが「アクアマン」に比べるとストーリーが判りにくくて説明的、アクションも判りにくい。「過去の記憶が不明」「他人に化ける能力」は映画を判りにくくする2大要素と言えるのではないか。速すぎる動きの短いショットの連続によるアクションは、何がどうなっているのかよく判らず、時に観ていて疲れる。 舞台は1995年。 若き日のフューリー、コールソン登場。 アベンジャーズシリーズを見ていると楽しめる小ネタ多数(フューリーの眼帯など)。 Brie Larsonは及第点。角度によっては顔が下膨れに見える。 下半身はもう少しシェイプアップしても良いかも。

金子修介「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」雑感

金子修介「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」Hulu 2001年公開 シリーズ第25作。 音楽が一変(シンセ多用)して別の映画のようなムード(音楽・大谷幸)。 バカな若者グループが真っ先にやられるホラー映画的展開。 エスパルスドリームプラザのそばにゴジラ(壊すシーンはない、41分頃)。 コジラ上陸で清水市壊滅(テレビの画面の表現)。 宇崎竜童操縦の小型艇がゴジラに飲み込まれる(93分頃)。 大谷幸の音楽は服部隆之ほど劇伴ライクではない感じ。 伊福部コジラのテーマの旋律をモチーフに展開する音楽多数。 哀愁を帯びた曲(83分頃、97分頃)、 65分頃ほか何度か流れるゴジラ迎撃のテーマもそれっぽい。 エンドロールは伊福部コジラ3連発(一部アレンジ変更)。 長髪の佐野史郎怪演。 新山千春はそこそこ魅せるが演技は時々キツい(発声)。

大河原孝夫「ゴジラ2000 ミレニアム」雑感

大河原孝夫「ゴジラ2000 ミレニアム」Hulu CGによると思われるショット増えて、ゴジラの見せ方が面白いショット増えた。 クルマのすぐ前にゴジラの顔、ゴジラの吐く息でフロントガラスが曇る(ジュラシックパーク、8分頃)。ゴジラに向けて飛んでいくミサイルをカメラが追いかける(36分頃)。 巨大UFOのCG、昼間に飛んでいるといかにもCGだが、夜間シーンはまずまず。 クライマックスの夜の新宿の戦闘はCGとミニチュアの併用? 低い建物や電線なめてゴジラを仰ぐショットはなかなかの迫力。 最初はエイリアン風だったUFOが作った怪獣、ゴジラにかみついてゴジラを取り込もうとする(エヴァほど生々しい描写ではない、94分頃)。 東京湾からゴジラ上陸〜新宿を歩くシークエンスは伊福部音楽でよろしい(78分〜80分頃)。 ゴジラが町を破壊している所でエンドロールが流れて映画が終わる。 ゴジラ上陸中で終了はシリーズ初? フラットなパターン演技連発の中で佐野史郎の演技はちょっと面白い。 音楽・服部隆之。

大河原孝夫「ゴジラVSデストロイア」雑感

大河原孝夫「ゴジラVSデストロイア」Hulu 1995年公開 シリーズ22作。 第1作のタイトルを突き破ってCGによるタイトルがローリング表示 (CGによるタイトルはシリーズ初?) 第1作を受け継ぐ内容、第1作のヒロイン河内桃子登場(石野陽子・林泰文の叔母)。 エネルギー? を溜め込んだゴジラがメルトダウンする可能性があるという凄い設定。 メルトダウンで超核爆発、その熱で大気圏が発火する様子を想定CGで見せる。 58分頃防衛隊出動の音楽は初めて聞く気がする(この曲も結構かっこいい)。 ジュニアはすっかり大きくなった(途中までゴジラが戦っていると思って見ていた)。 発熱して目が真っ赤なゴジラとデストロイアの戦いは体液とかいろいろ出て妙な迫力。 小高恵美の髪型・メイクは前作よりはマシ(ミディアム)、 顔が少女から大人になって来た。 ラストが非常にあっけない。エピローグなし。 林泰文→小高恵美の話は殆ど発展しない。 エンドロールは過去の名場面集、ゴジラが日本各地の名所を破壊。 多分シリーズ初登場の携帯電話はまだ誰でも持っているわけではないようだ。 河内桃子→石野陽子の電話はテレビ局の固定にかかって来たと思える描写。 13号地はお台場のこと。

山下賢章「ゴジラVSスペースゴジラ」雑感

山下賢章「ゴジラVSスペースゴジラ」Hulu 1994年公開 メカゴジラかと思って見ていたが今回の対ゴジラ兵器は「モゲラ」と呼ぶらしい。 宇宙空間での戦闘は多分シリーズ初。 今作はメインのヒロインの小高恵美、ショートカットで前髪を下ろすとボーイッシュに寄りすぎてしまう印象。前作までのおでこを出す髪型の方がattractiveに見えた。感情を出す芝居の演技力は向上の余地大いにあり。 とってつけたような音楽が多いな〜と思ったら服部隆之だった。この人が作る毒にも薬にもならない感じの音楽はどうにも性に合わない。劇伴として決して間違いではないが、正解すぎ・真っ当すぎで逆につまらない。メロディーにもアレンジにもワンダーが感じられず、優等生的なクラシック風に聴こえる。多分僕は破綻なくまとまっている音楽より、不良っぽいどこかとんがったジャズっぽい音楽が好きなのだろう。 結局は<好みの問題>なのかもしれない。 ゴジラ登場シーンでは伊福部の曲が使われている。 服部隆之と伊福部昭とはどこか根本的に作曲の哲学・方法論が異なるのではないか、と想像。松任谷由実が言う所の「メロディーに意味がある」にどこか繋がるような。

坂野義光「ゴジラ対ヘドラ」雑感

坂野義光「ゴジラ対ヘドラ」Hulu 1971年公開 ゴジラシリーズ第11作。ここまでの11作品の中で一番の異色作。 ゴジラはいつの間に正義の味方になっていた(最初のシーンで子供が「スーパーマンだもん」と言う)。 ヘドロ怪獣ヘドラはオタマジャクシのような幼生から変態。 ゴジラは口からの噴射で座ったような体勢で後ろ向きに飛翔する。 オープニングロールでかかる主題歌「かえせ! 太陽を」は高速ベースのアレンジがかっこいいちょっと面白い曲(麻里圭子)。 「シルバー仮面」と同時期の柴俊夫出演(柴本俊夫名義)。 音楽も内装もいかにもサイケデリックなダンスクラブ(19分頃)。 「防衛隊」ではなく「自衛隊」という言葉が使われたのは今作が初? 僕は自分が子供の頃から「子供が主人公の子供向けのドラマ」があまり好きではなかったが40年以上経った今も同じ。特に、子役のいかにも子役っぽい発声・喋り方がどうにも生理的にダメだ。

「ストレンジャー・シングス」シースン3雑感(まとめ)

「ストレンジャー・シングス」シースン3 Netflix 第1話 シーズン2に続いて署長のエルに対する干渉が気持ち悪い。本当の親子でないと成立しない心理。そもそも同居しているだけでもモンダイだと思うのだが。 プールのシーンに「初体験リッジモンドハイ」の例のシーンの音楽!  巨大ショッピングモール、バイトの制服の帽子もオマージュっぽい。 第3話 5組に別れて行動して各組が謎に迫る(ウィルの組は最後にウィルが感じるだけ)。Winona Ryderは顔が更にやせてますます怖い感じになってきたw 第4話 5組のうち2組が合流して最初のクライマックス(エルvsビリーonプールの建物)。前回に続いて全ての話が謎の解明に関わっているのでほぼダレ所なし。今シリーズは人間に宿るパターンなので前2シリーズとは違う画が楽しめそう。 第7話 2回目のクライマックス(署長の家)の後は少し停滞。寄生されたていた人間が溶けて合体して親玉がパワーアップ。最初から取り込まなかった理由はよく判らない。22分頃からの音楽はまんまBTTF? 最終話(8話) この話だけ77分もあって結構冗長(特にエピローグ)。2話に割ればいいのに。 ------------------------------------------------------ シーズン3全体の感想としては、80年代ムード・80年代映画オマージュは楽しめたが、メインのB級ホラー的な話は「まあ、こんなものかな?」という程度。途中で見るのをやめようかと思ったシーズン2に比べれば停滞感・閉塞感はない。 もっと最後の最後までティーンズが活躍する話にして欲しかった。今シリーズも最後の最後に重要な仕事をしたのは親の世代。署長はルックスもキャラクターも生理的にどうにもダメで全く移入できず、コメディリリーフ的にサブキャラとして隅っこにちょっといるだけならまだ我慢できるが立たせすぎ。署長のキャラの大きさにはこの世代のスタッフの強い思いが込められているような気がする。 ゲートを閉じればラスボスも活動停止? 前シリーズもそうだったっけ? と思うがいちいち確認するのは面倒w

大河原孝夫「ゴジラvsモスラ」雑感

大河原孝夫「ゴジラvsモスラ」Hulu 1992年公開 冒頭の別所哲也のインディ・ジョーンズ的脱出、崩れ落ちる階段のアイディアは良いが、 最後にしがみつく所はもっととんでもない高さを見せる演出が欲しかった。 75分頃の音楽(ゴジラvs戦車・航空隊)は例のマーチ風。 ゴジラのバトラに対する噛みつき攻撃は90分頃。 バトラが上陸するのは名古屋、最後の戦いは横浜みなとみらい。 小美人コスモス(今村恵子と大沢さやか)、初対面でいろいろ説明してくれるのは相変わらず。会った瞬間に良い人かどうか判るという設定でもあるのだろうか。 大竹まことは見るからに怪しい開発業者。 小高恵美の出演シーンは前作に比べて更に減った。

川端康成「温泉宿」

川端康成「温泉宿」 新潮文庫「伊豆の踊子」収録の短編 独特な読後感。 温泉宿にいる何人もの女性の断片的な物語。 名前を与えられいる女性の数が多すぎて誰が誰だかよく判らない(多分狙い)。 3つの別れているこの小説は「春」が訪れずに終わる (「夏逝き」「秋深き」「冬来たり」)。

James Ponsoldt「ザ・サークル」雑感

James Ponsoldt 「ザ・サークル」Netflix 常に万人を監視するシステムを肯定する驚きの結末。そこに着地するなら根本的に構成を考え直すか、完全にブラックユーモアベースのアート系オフビートにするべきでは? 仮にオーソドックスに常に万人を監視するシステムを(少なくとも主人公は)否定する所に着地するとしても、現行バージョンは非常に中途半端で緩い構成。誰も彼もが薄いフラットキャラで、キャストだけ無駄に豪華w  Emma Watsonの魅力がなければ途中で見るのをやめていたと思う。 エンドロールの頭まで約105分はいかにも冗長、「ブラックミラー」の1本(45分程度)で充分語れそうな内容。

橋本幸治「ゴジラ」雑感

橋本幸治「ゴジラ」Hulu 1984年公開 公開当時に劇場で観ているが、沢口靖子の平板演技、できたばかりのマリオンをゴジラが壊す事、最後の火山程度しか覚えていなかった。この頃はキネマ旬報も熱心に読んでいたのだがどんな評価だったかも覚えていない。 政治家・政府関係者の人数の多さと非建設的意見が飛び交うやりとりに「シン・コジラ」の原型が垣間見える(40分頃〜)。戦略核に関する総理の米ソ首脳に対する強い交渉態度(台詞で結果報告)は「シン・コジラ」と大違い(80年代ジャパンアズナンバーワン)。 まだCGはない時代だが30年前に比べると特撮はそれなりに進化、ゴジラが吐くビームもスピードが速い! 音楽が非常に物足りない。伊福部昭のおなじみの音楽が全く使われておらず、大河ドラマ風のあたりさわりのない主張しすぎない音楽ばかり。 沢口靖子の平板演技、「ゴジラ」の演技はひどかったが朝ドラに出て相当マシになった、 と当時かなり話題になったが、いま見返すとそこまでヒドくもない。 沢口靖子プロフィール

本多猪四郎「怪獣大戦争」雑感

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本多猪四郎「怪獣大戦争」Hulu 1965年公開 ゴジラシリーズ第6作。 X星人(初登場)が地球を植民地にしようとする。 X星人のUFOがゴジラやラドンを捕獲、電磁波でコントロール。 キングギドラ撃退後にゴジラがシェー4回(喜びの表現? =50分頃)。 ボクシングのフットワークのような動きのゴジラ(90分頃)。 前作と同様に「キングギドラはいずこへともなく飛び去って行く」で終了。 どこかにはいるのだからとりあえずの終了、ウルトラマンに受け継がれるパターン。 オープニングロールやクライマックスで流れる曲は、 ゴジラのBGMで一番アガる、ゴジラのマーチ(佐竹の入場曲)。 前作に続くダブルヒロイン、 水野久美(X星人)はクールで派手な感じ、 沢井桂子は僕の好みの地味系正統派。