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「世界中がアイ・ラヴ・ユー」

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Woody Allen「世界中がアイ・ラヴ・ユー」Netflix 劇場公開当時もDVD購入時も楽しめたが、完全なるミドルエイジになったいま見ると更に深く刺さってくる。「誘惑のアフロディーテ」のラストのミュージカルナンバーのムードをそのまま引き継ぐ幸福なシネ・ミュージカル。 ラス前のグラウチョは当然として、殆ど全てのナンバーが素晴らしい。 特に来るのは60分過ぎの祖父の幽霊が棺から出てきて踊る陽気なナンバーと、ラストの「シェルブールの雨傘」進化系のようなダンス(デジタルならでは)の切ないラブバラード。この2曲はトシを取れば取る程染みる。 たとえ別れる事になっても誰とも何もないよりは全然マシ(特に恋愛関係)。 全般的にどこか即興的に見える展開・編集は、つまり人生はそういうモノ(即興の連続)という事だろう。 Natalie Portmanと一緒にいる女の子(Gaby Hoffmann)は「フィールド・オブ・ドリームス」の子供。

「脳内ポインズンベリー」

「脳内ポインズンベリー」Netflix 仕事しながらチラ見。 舞台でやるようなアイディアだな〜と思って見ていたが、元ネタはマンガだった。 真木よう子が別れる時に古川雄輝に言う台詞「わたし、あなたが好き。だけど、あなたといる自分が嫌い」がよく判らない。「ひとりでいる時の自分」と「誰かと一緒にいる時の自分」が違うのは当たり前で、誰かと一緒にいる時は誰でも何かしらの「演技」をしていると思う。その「演技」(遊び、プレイ)が全然楽しくないのだとしたら、それは一緒にいる相手の事が「好きではない」からだと思うのだが…。 最初は多重人格まで行かなくても分裂気味の女性の話なのかと思って見ていたが、どうもそういう事でもなく、普通の女性の無意識の思考の葛藤を擬人化して見せているだけっぽい。脳内会議の結論をぶちこわすSMの女王のような超自我(?)とのからみは、もっと心理学的に最先端のアプローチか何かで面白くできなかったのか?