橋本幸治「ゴジラ」雑感

橋本幸治「ゴジラ」Hulu 1984年公開


公開当時に劇場で観ているが、沢口靖子の平板演技、できたばかりのマリオンをゴジラが壊す事、最後の火山程度しか覚えていなかった。この頃はキネマ旬報も熱心に読んでいたのだがどんな評価だったかも覚えていない。

政治家・政府関係者の人数の多さと非建設的意見が飛び交うやりとりに「シン・コジラ」の原型が垣間見える(40分頃〜)。戦略核に関する総理の米ソ首脳に対する強い交渉態度(台詞で結果報告)は「シン・コジラ」と大違い(80年代ジャパンアズナンバーワン)。

まだCGはない時代だが30年前に比べると特撮はそれなりに進化、ゴジラが吐くビームもスピードが速い!

音楽が非常に物足りない。伊福部昭のおなじみの音楽が全く使われておらず、大河ドラマ風のあたりさわりのない主張しすぎない音楽ばかり。

沢口靖子の平板演技、「ゴジラ」の演技はひどかったが朝ドラに出て相当マシになった、
と当時かなり話題になったが、いま見返すとそこまでヒドくもない。

沢口靖子プロフィール

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