本多猪四郎「空の大怪獣ラドン」雑感

本多猪四郎「空の大怪獣ラドン」Hulu 1956年

人間よりも少し大きいサイズの巨大昆虫メガヌロン、
コレが振り向くと家の中にいるのは巨大怪獣が街を壊すより怖い。
産まれたてのラドンがメガヌロンをついばむ画はもっと明確な画が欲しかった所。

なんとなくゴジラの音楽に似ている伊福部昭の劇伴。
ラドンのテーマは重低音の管楽器(チューバ?)。
航空隊出撃時のトランペットは科特隊風(56分頃)。

ラドンが福岡市街を襲うシーン、風で飛ぶ看板を仰角で捉えたショットなど、
当時の手作り特撮にしては頑張っているショットがいくつかあった。
ラドンが起こす強風の表現。
飛ばされるクルマはいかにもそのまんまミニカーだが。
その少し前のラドンと航空隊の戦いにも悪くないショットがあった。

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