Mac/iphone/iPadに関する覚え書き②(ラジオ)

radikoのiphoneアプリ、今回のメジャーアップデートで元々使いにくかったのが更に使いにくくなった。リストが引き継がれないのは信じがたい改悪。普段聴いている番組を再登録して作り直すのに1時間以上かかった。しかもこの新しいリスト(フォロー)は並べ替えができない!
現在放送中の番組を頭から聞く場合は手順が増えた。 僕の環境ではアプデ以前は突然落ちるのは1日1回あるかないかだったが、アプデ後は1日に5〜10回落ちる。改善されたのは放送終了後の番組を聴く時のレスポンスと、60秒/5秒の巻き戻しがついた事くらいで、他は全て改悪に思える。

過去の僕の聴取傾向を学習してradikoのアプリをクリックした瞬間に、その曜日のその時間に一番聴きそうな番組が冒頭から自動的に再生開始、同時にリストのサムネイルをずらーっと並べてどれをクリックしても冒頭から(途中まで聴いている場合は途中から)再生開始、という仕様は、YouTubeやNetflixなどの仕様を考えれば、それらに対抗する為には最低限に思えるが、現状は既に放送終了の番組を聴く為に3〜4回の操作、現在放送中の番組を冒頭から聴く為には5〜6回の操作が必要になる。これでは、僕のように子供の頃からラジオを聴いている人は文句を言いながら使っても、ものごころついた頃からYouTubeに慣れている人は到底使う気になれないのではないか? 

以前のアナログラジオはスイッチを入れるというひとつの操作で何かしらの音が出た。自動巻気戻し機能付きのラジカセでタイマー録音すれば、再生ボタンを押すというひとつの操作で聴きたい番組が再生できた(基本的にひとつの番組しか聽けないけど)。それに比べてスマホのアプリはできる事は膨大だが、必要な操作が多すぎる。スマホのスリープ解除してradikoのアプリを立ち上げるだかでも3つの操作が必要なのだから、せめてその先は可能な限り簡素かつ便利に作って欲しい。

タバコの箱の大きさの初代iPodが数年間で現行の大きさのiphoneに進化したのを目の当たりにした00年代後半、この速度でデジタルデバイスが進化したら、2020年代にはとんでもないものが実現しているのではないか、と期待したが、現実は、初代iPodや初代iphoneのような、それまでの常識を変える程の衝撃的なモノは、生まれていない。VRは全く新しいデバイスではあるが、初代iPodや初代iphoneに較べれば、デバイス自体のデザイン性がまだまだ(早くせめてスキーのゴーグル程度の薄さ・軽さになって欲しい)。VR/ARスマートグラスを脳波で操作という当面の究極の理想は、僕が生きている間に実現するだろうか? 

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