Neil Rowe「プラネット・オブ・ロボット」雑感

Neil Rowe「プラネット・オブ・ロボット」Amazon

おすすめに表示されて何の予備知識もなく鑑賞。
トランスポート(空間移動技術)で20光年彼方の惑星を探索する話。
約80分という好ましい尺。80分でも物語は充分語れる。
エンタメっぽいのは基本設定だけでかなりアート寄りな作り。

なぜロボット同士が戦っているのか、犬型ロボットは何をしたかったのか、などを最後まで説明しないしないのはまあ良いのだが、根本のネタばらし(JACK DANIEL'Sの空き瓶)はもっと後、極端に言えば最後の最後でも良かったのでは?

アウトフォーカスとカットアウトが頻出する撮影・編集は結構ウザい。

そもそもこんな人類初?の探索がソロミッション!? という根本的な疑問もあるが、
惑星に不時着した男の行動原理がよく判らない。もしくはあえて描いていないのか。
ベースを設営して地図を作って徐々に行動範囲を広げて行くのが普通のやり方ではないかと思うのだが、いきあたりばったりで動いているように見えてしまう。
惑星に存在する知的生命体との接触に賭ける、と言いながら、初めて発見したように見える建物を徹底的に調査したように見えない。

宇宙船のパネルのデザイン、夢?に再三登場する裸の赤ん坊は「2001年宇宙の旅」オマージュっぽい。

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