山田洋次「吹けば飛ぶよな男だが」雑感

山田洋次「吹けば飛ぶよな男だが」Hulu 1968年公開

小沢昭一の活弁ナレーション(冒頭登場)。
底辺を生きる男女の物語(なべおさみと緑魔子)。

山田作品とどこか異質に感じられる要素が多いのは森崎東(共同脚本)の影響と想像。
詰めた自分の指を思わず飲み込んでしまうギャグ?(42分頃)
直球表現のラブシーン(50分頃)
ナイフで人を刺す(70分頃)

主人公の母親かもしれないミヤコ蝶々のキャラ造形はほぼそのまま。
「すんまっしぇん」が口癖の緑魔子のキャラは「なつかしい風来坊」の倍賞の相似形。

ハーモニカが奏でる主題は映画「銀河鉄道999」で酒場の女の歌にどこか似ている。

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