2023.03.18(土)去年マリエンバードで
朝から雨。昨夜よく眠れず、サッカーと相撲を諦めて15:00頃からベッドでウトウト。
夕食前の1本で、Alain Resnais「去年マリエンバードで」U-NEXT 94分 1960年。初見。Nouvelle Vagueの極北!?
GodardやTruffautはまだしもと思える程に難解。
予備知識ゼロで判る人はいるのだろうか。
殆んど揺れずにすーっと動くカメラは誰の視点なのか?
古いホテルのフロアで礼装の大人数がダンスに当然「シャイニング」を想起。
殆んど揺れずにすーっと動くカメラは誰の視点なのか?
古いホテルのフロアで礼装の大人数がダンスに当然「シャイニング」を想起。
タイトルだけは何度も聞いた事があり、80年代に読んだ蓮實重彦の著作で言及されていたような気もするが、全く覚えていないので、表層意識としては予備知識ゼロで見た感想は、あのホテルは現世とどこかの中間部分にある時空を超えた異空間、女は自分が死んだ事を認めていない、男はその女を迎えに来た存在なのかあ、といった感じ。明日の昼食の相手(毎回名前が変わる)は天使のような存在? もうひとりの長身の男(カードゲームの主)は、いつか必ず自分がカード(マッチ棒)を最後にひく(死ぬ順番が来る)事を納得させる、死神のような存在?
あまりに難解すぎて逆に見ているうちに目が覚めてしまう気がする異色作。こんな作品が製作されて公開されて60年後のいまも残って要る事に拍手を送りたい。
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