Clint Eastwood「クライ・マッチョ」雑感
Clint Eastwood「クライ・マッチョ」2021年公開 U-NEXT
オミクロン株のせいで劇場公開は見逃した(22年1月公開)。初見直後の率直な感想としては、さすがのイーストウッドも、監督としても俳優としても衰えた感が強い。1930年生まれ(撮影当時91歳?)の実年齢にしては勿論相当頑張ってはいるが、毛髪は薄くなり、背中と膝は曲がっていて、滑舌も衰えていて、まだまだ何でもできる、女性に対してもまだまだ現役、というこの映画の役柄はさすがに時に痛々しく、脳内で30年くらい前のイーストウッドに変換しながら見た。
主人公側の2回のピンチを同じ手が救う(連れ歩く鶏が襲う)。
全体的に主人公側に甘い展開。
メヒコのムード(光、空気感、音楽)は悪くない。
この魅力は劇場の大きなスクリーンで観ればもっとしっかり味わえたと思う。
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