河崎義祐「プルメリアの伝説 天国のキッス」雑感

河崎義祐「プルメリアの伝説 天国のキッス」1983年公開

初見。
1983年公開だが、60年代〜70年代の映画・ドラマのようなムード。
身分違いの恋、すれ違い、過剰な復讐など、既視感ありまくりの展開だが、やっぱり東宝だから全体的に緩いなあ、と思って見ていたら、最後は松田聖子死亡と唐突に大映。

当時20代前半でアイドル絶頂期の松田聖子のルックスは、正直、髪型・メイク・角度・照明すべて最高の仕事をしてもクロウスアップはどうか?というレベル。実際、この作品でも、アイドル映画としてはクロウスアップは少ない。バストショット程度が丁度いいw

歌番組やバラエティのコントでもあまり見られない松田聖子のあれこれ。
日舞、将棋、ヤクザの女親分(空想)、みこしかつぎ、など。
ハワイが舞台なので当然あるかと思った水着姿はなし。
少し口を開けて交わす中井貴一とのキスはアイドルの域を超えてエロティック。

松田聖子を眺めるアイドル映画としては、ストーリーはなんでもよく、松田聖子の様々な顔や感情を眺める事ができれば正解なのだろうが、その点は少し物足りない。感情を爆発させる表情を見られるショットがもっとあってもいい。







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