Marek Kanievska「レス・ザン・ゼロ」雑感

 Marek Kanievska「レス・ザン・ゼロ」1987年制作/1989年日本公開

通算4〜5回目の鑑賞。
レンタルビデオで初めて見た時から妙に魅かれて心が騒ぐ作品。
どこに魅かれるのか言葉で説明し難い。
ストーリー自体には特に際立つモノはない。
ひとつには多分説明的でない部分。
アバン(回想)で状況説明をしてクリスマスに帰って来て以降は非予定調和的。
ふと隣に目をやると友人が死んでいる。
刹那的ムード漂う音楽にも非常に魅かれる。
悲劇的内容の80年代青春映画として「プロミスト・ランド 青春の絆」と双璧。

James Spaderの役柄は26年後のドラマ「ブラックリスト」に直結しそうなキャラ。
裏の世界を仕切るバッドガイながら表情や話し方に妙な魅力。

ヒロイン・Jami Gertz(1965年誕生)は様々な髪型・メイクで異なる魅力を放つ。
僕の好みはポニーテールのかっちりしたメイク(70分頃)。
タイトル後の初登場ショット(パーティーで再会)のなんだか不気味に見える髪型・メイク・照明は、コカインを自ら捨てて以降(作品のラストの方)の状況との対比。




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