Chloé Zhao「エターナルズ」雑感
Chloé Zhao「エターナルズ」2021年公開(109シネマズ二子玉川IMAX)
「ザ・ライダー」「ノマドランド」はともに良かったので結構期待して観たが、結論から言うと、僕にはいまいち合わない作品だった。
長いシリーズの総集編のような印象。
人数多過ぎ。長い。
固有名詞が多すぎて覚えられない。
印象的な音楽なし。
この作品を観る限りでは、Chloé Zhao監督の資質はエンタメ向きでないように思える。
中盤の台詞で説明している部分で少し寝落ちしたのもあるが、そもそもエンタメは台詞で説明しなくても、画を観ていれば判る話が望ましい。
いずれにせよ絶対的創造主が作ったモノ同士の内輪もめ?
そもそも地球が舞台である必然性はあったのか?
Disney+でながら見した「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の方がまだしも普通にエンタメとして面白く感じられた最大の要素は、(かなりデジタル処理を施しているとは言え)生身の人間同士の1対1のクンフーアクションの魅力。
「エターナルズ」のような、人間の形をしていない敵とのデジタルな武器による戦い(クンフーでもチャンバラでもない)には、僕はどうもあまり惹かれないようだ。
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