渡辺歩「海獣の子供」雑感

渡辺歩「海獣の子供」2019年公開
Netflix配信中(2021.03.10現在)

何が起きるか予想できない長い夏休み。
海、宇宙、太古から続く記憶、種の進化。

小さな海辺の町から展開する「2001年宇宙の旅」。
スターゲイト風圧倒的描写で全ての根源に迫るのは悪くないのだが、
「海がある星は子宮、隕石は精子」は台詞で言わせなくても良かったような。
この台詞を含めて大人の台詞は若干説明過多な趣。

音楽は久石譲にしてはあまりメロディーが印象に残らない。
特に<祭り>のシーンの音楽。
このシーンにかかる伴奏音楽としては決して間違いではないのだが、
メロディ自体に意味があると思えるような耳に残るメロディではない。

劇場公開時にあと6で宇多丸さんが結構ホメていた気がするが、
具体的にどこをホメていたかはほぼ忘却の彼方。
アニメーションとしての表現力のようなものをホメていたような…。

目が大きすぎるキャラデザはどうにも生理的に苦手。
「鬼滅の刃」も見ているうちに馴れて来たので、
なるべくキャラの目を見ないようにするが、
結構クロウスアップが多い。
目が大きすぎる顔はクロウスアップだとちょっと怖い。




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