大林宣彦「なごり雪」雑感
大林宣彦「なごり雪」2002年公開
2回目の鑑賞。
メモによると2004年にWOWOWで観ているが殆ど忘れていた。
2004年の僕は38歳、
50歳の主人公にも、
20歳前後の主人公(過去)のどちらにも移入しにくい、
中途半端な年齢だったもかもしれない。
完全に青春が遠い過去の幻のように感じられるようになった2020年秋に見ると、
当然、50歳の主人公たちに自然に寄り添ってしまう(特にベンガル)。
主人公が海の家?で宝生舞と須藤温子を見てしまうシーン(79分頃)、
堂々と胸を見せつけて水着の上をつける宝生舞に対して、
須藤温子は既に水着に着替えているのに胸元を手で隠す。
女性ふたりの対照的な性格。
どちらかを選ぶのなら、若い健康的な男子はどちらを選ぶか?
射し込む光の美しさも印象的なシーンだが、
今回見直すまですっかり忘れていた。
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