綿矢りさ「勝手にふるえてろ」読書メモ
綿矢りさ「勝手にふるえてろ」文春文庫 2012年発行
初読。
映画はコミカルにやろうとしていてうまく行っていなかったように感じたが、
原作の基調はあくまでリアルでシリアス。
26歳恋愛経験なしという主人公の妄想と現実。
主人公に徹底的によりそうのか、
主人公を一歩引いた立場で捉えてどこかコミカルに描くのか、
映画は中途半端だったような?
映画を見たのは随分前で細部は忘れているので見返してみる必要はある。
映画を見た時に多いに気になった<主人公のルックス問題>、
つまり、松岡茉優レベルのルックスなら性格に難有りでもモテるのでは問題、
原作にはルックスに関する明確な描写はなかったようだが、
クラス会で名前も覚えて貰えてないない、というエピソードから察するべきか。
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