宮部みゆき「きたきた捕物帖」読書メモ

 宮部みゆき「きたきた捕物帖」2020年発行

人物造形、人物配置は悪くない。語りが少々冗長。

4番目の話は説明的で、最後の謎解きがあらかじめ楽屋で語られているので、いざめかしこんで出張った場面が少々拍子抜け。ここは、どんなにベタでも(京極夏彦的強引な手法で?)関係者全員集合して尋問、で締めて欲しかった。

主人公は16歳にして堅物なのか色恋沙汰は全くなし。

帯によると宮部みゆきの他の作品とリンクしているようだ。

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