今はまだ紙媒体

例えば、プロ野球の順位を確認しようと思った時、パソコンの場合はブラウザを選択して検索文字を打ち込むか、何度かクリックして該当ページに行く。スマホのアプリだともう少し楽かもしれないが、それでも現状は、紙のスポーツ新聞のページをめくる方が、作業的に楽(使うエネルギーが少ない)で時間的にも速い。

スマートグラスや空間スクリーン(?)で閲覧できて、脳波でコントロールできるようになって「プロ野球の順位」と頭の中で考えただけで瞬時に表示されるようになるまで、まだ数年〜十数年はかかりそうなので、それまでは、引き続き紙媒体も利用していく事になりそう。

現実的なごく近い未来は、まずは<スマートグラスで音声で検索>という事になるのだろう。昭和アナログ世代としては、そのままスポーツ新聞の紙面が目の前に表示されれて、順位表の部分が自動的に拡大表示されるシステムを期待したい。見出しの大きさで重要度が瞬時に判る紙媒体のレイアウトは捨てがたい。

脳波コントロールのその先は、アルゴリズムが僕の全ての意識や思考を監視/ディープラーニングして、僕が意識するのを先回りして僕が欲するモノを提示してくれるようになるのだろうが、そこまでは僕の寿命は持たない気がする。

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2020.09.07追記 
もちろん、何が何でも紙で読み続けたい、と思っているわけではなく、現在の紙媒体の紙面を広げた程度の大きさで、レイアウトを含めて読みたい、と思っているだけで、スマートグラスで仮想的に、または空間スクリーン(映画「マイノリティ・リポート」)で、現状の紙面をそのま読めるのであれば全然それで構わない。

近未来のスポーツ新聞の読み方を具体的に夢想すると、声(または脳波)で「日刊スポーツ」と指定すると目の前のスクリーンに現状と同じ大きさ(またはそれ以上、指定可能)で一面(または指定面)が表示される。紙面レイアウトは編集部が用意したデフォルト/AIが好みを分析して作るカスタマイズが選択可能。声(または脳波)で「プロ野球」と指定するとプロ野球面が表示、以下同様に、「ジャイアンツ」と指定すると昨日の試合のジャイアンツの記事やスタッツ、「ハイライト動画」と指定すると動画が再生される。一切手を使わずに歯を磨きながら目の前に大きなスクリーンがあるイメージ。自宅は空間スクリーン、外出時はスマートグラス。

「大きな画面」と「操作性(声または脳波)」がポイント。

操作性は、当面は、殆ど周囲に聞こえない程度の呟き(音声)で認知してくれるレベルに進化、または、視線でクリッカーを移動させて瞬きでクリックの実用化に期待。将来的には脳波を期待。

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2020.09.20追記
「情報アクセスに要する時間」という観点では、映画の上映時間を調べるのも、ぴあやシティロードの方が楽だった。ネットで調べる場合、スマホなら、スマホの電源を入れる、映画アプリを選択、作品または場所を選択という手順が必要だが、ぴあやシティロードの場合は
そのページにポストイットをはさんでおけば雑誌を手に取って一瞬でアクセスできるし、面積が大きいのでスクロールする事なしに、新宿でやっている全作品を簡単にチェックできた。

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