サッカーに関する様々な事柄①


サッカーを真剣に見始めた20代半ばの頃は、
守備の事なんて、正直、真剣に考えていなかった。
最後はセンターバックとゴールキーパーが体を張ってくれ、程度。
サッカーの魅力はなんといっても攻撃であり、
守って守ってカウンターとかセットプレイで1-0で勝つ試合よりも、
2-3とか3-4の負け試合の方がマシだと思っていた。

当時の僕は青春後期。
目の前の試合にどれだけ興奮させられるかが一番重要だった。
その結果、優勝できればいいが、たとえ優勝できなくても、面白い試合をたくさん見せてくれればいい。

あれから30年。
今はすっかり考え方が変わっている。

考え方が大きく変わったきかっけは、
06年W杯GS1戦目のオージー戦の最後の15分。
1-0で勝っていたが残り15分で3点取られて1-3で負けた試合。
基本的にどんな戦術を取るせよ、相手が強烈に攻めて来たここぞという時間帯は、11人全員で強烈に高い強度の守備をする必要がある。それができないチームは永遠に大きな大会を勝ちきれない。

人生の残り時間の問題もある。
生きている間に日本代表のW杯優勝、応援しているクラブのクラブW杯優勝を見たい。
例えばバルサのように、面白い攻撃的サッカーで勝てるのであれば、それが一番良いのは言うまでもないが、そんなサッカーで勝てないのなら、勝てるサッカーをして欲しい。
極端に言えば、優勝できるならどんなサッカーでもいい。


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