1980年代メモリー① 洋酒の値段

1980年代メモリー① 洋酒の値段

最近はアーリーもジャックもスーパーやコンビニで2000円程度で売られているが、僕が1984年に大学に入学して上京して本格的に酒を飲み始めた頃は、洋酒(死語?)の値段はとても高かった。どんなに安い銘柄でも3000円、ちょっと有名なのは5000円以上、高級銘柄は1万円はしたと記憶している。

多分初めて買った洋酒は緑の瓶のカティサーク、値段は記憶では3500円程度。カティサークは主にひとりでロックでちびちび飲み、普段、同級生と飲む時は安い国産(サントリー・ホワイト?)をコーラで割ってガンガン飲んでいた。安い国産でも2000円くらいはしたと思う。

この頃は酒はコンビニやスーパーでは売っていなかった筈で、「ふぞろいの林檎たち」の中井貴一の実家みたいな、いわゆる酒屋で買っていた(そもそも上京当時に住んでいた上板橋には駅の周辺にコンビニはなかったような気もする、スーパーはイトーヨーカードーがすぐ近所になり、殆どの食材はそこで買っていた)。1990年代初頭まではそういう酒屋で酒を買っていた記憶があるので、洋酒の値段が下がったのは、単に酒税が安くなっただけでなく、販売方法などの法改正も関係していのかもしれない。

ある程度飲めるようになってくると、酔えればなんでもいい、という事になり、ウイスキーより更に安い焼酎をジュースなどで割って飲むようになったと記憶するが、この辺は記憶があやふや。焼酎をオロナミンCで割ると吸収しやすいのかすぐに酔える、という話を聞いて実践してみたらその通りでたちまち泥酔した。

以上は部屋飲みの場合で、外で居酒屋で飲む時は、基本はビールがサワーで、たまにハイボールを飲んだ気がするが、いずれにせよ、大学時代は高い洋酒とは完全に無縁だった。

世の中がいよいよバブルのムードになってきて、カフェバーが流行して、バーボンのソーダ割りが流行っていたのは僕の主観記憶では80年代終盤、この頃に流行っていたバーボンと言えば、ハーパー、ローゼス、アーリーで、近所の酒屋かスーパーで買ったハーパーは5000円くらいはした気がする。

こんなどうでもいい事を文章に残して公開しても世間の役に立つ事は殆どないだろうが、自分自身のボケ防止の為、折に触れて、主に80年代、ときどき70年代や90年代の事を書き残していこう、と思っている。




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